それでもやっぱり田舎が好き。

都会で生活してるけど、やっぱり山がみたい川が見たい。喧噪を忘れ、「落ち着き」を求めて。時には旅を。時には本を。

天空の絶景!志賀草津高原ルート|4年ぶりの規制無し開通

f:id:HatensHiryoaim40:20210429142143j:plain 草津白根山の噴火の影響で、長いこと通行規制が続いていた国道292号の志賀草津高原ルート。
噴火警戒レベルが2から1に引き下がったことで、
2021年4月23日(金)午前10時に4年ぶりの全面規制なし開通となりました!

志賀草津高原ルートは、名前の通り長野県山ノ内町志賀高原群馬県草津町を結ぶルートで、日本の国道最高地点・標高2,172mの渋峠を通ることができます。
通行料は無料です。
標高2000m級からの、天空の絶景しかないこのルートを、規制解除の翌日4月24日(土)に冒険してきました。
草津から志賀高原へ向かう流れで、車を停めてみられる無料絶景スポットを紹介していきます!


無料絶景スポット

f:id:HatensHiryoaim40:20210430210459j:plain 志賀草津高原ルートには、道中、車を停車できる展望スペースが多数設置してあります。
ドライブしながらでも、その景色全てが絶景となっていますが、車を停めてゆっくりと、風に当たりながら無料で世界を我が物とする夢をみられる、そんなスポットをいくつか紹介します。

①展望スペース

MAP★1 f:id:HatensHiryoaim40:20210429161010j:plain 群馬方面を一望できる展望スペース。
グーグルマップでは「展望スペース」という名前になっているスポットです。

ここには山座同定看板もあります。
f:id:HatensHiryoaim40:20210429162056j:plain 登ったことある山を見つけて、思いを馳せるのにはちょうど良い場所です。

ちなみに、万一の噴火に備えて避難シェルターもあります。
草津白根山では、噴火の際に岩が飛んでくることもあるそうなので、いざとなったらここへ避難です!



②名もなき駐車場

MAP★2 f:id:HatensHiryoaim40:20210429162704j:plain 夕暮れ時に太陽がちょうど山の地平線に重なっていたので寄った駐車場。
駐車場には日光白根山の噴火に関する情報が記載された看板が設置してあります。
噴火の歴史などを確認することができますよ!

また、上の写真の山側に歩いて入ることができます。

雪と山と夕日が美しい場所でした。



③中央分水嶺

MAP★3 f:id:HatensHiryoaim40:20210429164049j:plain 小高い山が空に映える、気持ちの良い景色が楽しめます。
分水嶺とは、水が流れる境のことで、片方に降った雨は太平洋に、もう片方に降った雨は日本海に流れていきますよというもの。

f:id:HatensHiryoaim40:20210430204150j:plain 道路はこんな感じになっていて、少し草津方面へ歩きゆけば、日本とは思えない雄大な夕景が見られました。
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④日本国道最高地点

MAP★4 f:id:HatensHiryoaim40:20210430204730p:plain

日本国道最高地点の石碑があります。
よくこんな高いところに道路を作ったなと、感心させられるスポットでした。



横手山ドライブイン

MAP★5 f:id:HatensHiryoaim40:20210430210707j:plain 崖っぷちに建てられた、志賀草津高原ルートの超王道絶景スポット。
お蕎麦や定食、ソフトクリームを絶景を眺めながら食べられます!

僕が訪れたのはドライブイン閉店後の5時過ぎ。
実はお昼もここを通ったのですが、土曜日ということもあってか激混みだったので断念。

ですが夕方こそ、この場所は本領発揮するようです。
f:id:HatensHiryoaim40:20210430211647j:plain ここは信州のサンセットポイント100選の1つでした。
夕日が山の彼方へ沈みゆく幻想的な景色が楽しめます。

横手山ドライブインの看板の側ではこんな景色が。
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そして、志賀草津高原ルートで一番の感動ビューはこちらになりました。
f:id:HatensHiryoaim40:20210430212850j:plain 重なる山の稜線。
空を飛んでいるような気分です。

パソコンのデスクトップ画面のような美しさです。


ちなみに。 f:id:HatensHiryoaim40:20210430211305j:plain 道向かいには横手山頂へと続くスカイレーター、そしてスカイリフトがあって、お値段はまあまあしますが、さらなる高みを目指せますぞ。



寄り道メモ:万座温泉へと続く道

f:id:HatensHiryoaim40:20210430210459j:plain マップのピンクの道は、志賀草津高原ルートから逸れて、万座温泉へ行くことができるルートです。
万座温泉は、多くは万座ハイウェーという有料道路を使ってアクセスすることになりますが、志賀草津高原ルートが使用できると、ピンクの道を使って草津からスルスルっとアクセスできるのです。

まとめ

f:id:HatensHiryoaim40:20210430213654j:plain 志賀草津高原ルートはどこを切り取っても天空の絶景が広がる場所でした。
紹介していない場所はまだまだあります。

その代表的なものに、草津白根山の火口湖である湯釜があります。
ですがこちらは噴火の危険のため、残念ながら臨時休業中。
その他にも、殺生河原と呼ばれる付近では火山地帯独特の山肌が見られたり、紹介した日本国道最高地点の付近には雪の回廊という雪壁の道があります。

これほどの絶景の中なら、きっと心に沁みる景色が見つかるはずです。