🌏#62 岐阜県白川村&飛騨市 〜冬仕度の白川郷と瀬戸川と白壁土蔵街~
岐阜県は白川村&飛騨市
白川村は言わずと知れた、世界遺産白川郷を有する山間の村。
飛騨市は文化と自然のみならず、「君の名は」の聖地として人気が高まっている。
今回は、白川村&飛騨市の王道スポットを巡ってきました。
今回の旅の目的
瀬戸川と白壁土蔵街を散策
昨年11月に友人が富山に引っ越したとのことで、富山を2泊3日で訪問。
1日目は、岐阜を中心に回ろうということで、人生初の岐阜県を訪れました。
友人の希望で飛騨市の「瀬戸川と白壁土蔵街」に行くことに。
ここ、僕は知りませんでしたが、かなり有名な観光スポットのようですね!
白川郷
世界遺産白川郷。
実はこの場所にはいく予定なかったんです。
有名な場所だからヤベェほど混んでるんじゃないかと思って、通り道なので、通ってみてそんなに混んでなかったら行こうと。
こんなご時世なので。
そしたら想像してたほど混んでなかったので行ってみました。
駐車場にもすでに合掌造りはいっぱいありますが、ここはまだ白川郷の端っこ。
本拠地へは、大きな橋を渡っていきます。
こんな橋があるとは知らなかった!
📷であい橋
であえー!であえー!
長い橋を渡っている時に橋の話を一度もせずに渡りきる人はいるのでしょうか?
そんなことを思いながら橋を渡りました。
📷今昔の前
白川郷って、合掌造りが結構お土産屋さんや飲食店になってるんですね!
メインストリートを歩いてみましたが、アスファルト多め。
あれ?
白川郷らしい景色ってどこでみられるんだろう。
マップの看板を見てみると、展望台があるそうなので、そこからなら白川郷を一望できて「THE白川郷」な景色を見られるかも!
という訳で、かなり距離がありますが行ってみることに。
📷展望台への道
歩いて少なくとも10分は登りました。
そしていよいよお目見え!
📷展望台からの景色
おおーーー……お?
遠い…!
いわゆる白川郷らしい写真って、もしかしてここからカメラでズームして撮ってて、肉眼じゃ見られない説浮上です。
でも景色はよい!
友人と、合掌造りのポーズで写真を撮りました(笑)
再び下ること10分。
なにか食べ歩きしたいとのことで、飛騨牛コロッケを購入!
📷飛騨牛コロッケ
これ、今まで食べたコロッケのなかで一番美味しかった!
表面に塩を振っているのかな?
程よい塩加減がめっちゃ美味しかった!
あと、飛騨牛って本当にうまい。
コロッケだとよくわかりませんが、この旅の中で飛騨牛がめちゃくちゃ美味いことを思い知ることになるのです。
飛騨牛コロッケ、食べた方がいいです。
このあともぶらぶらと散策。
白川郷は広かった。
📷小川と合掌造り
小川がめっちゃ綺麗!
久々の…
📷水質調査
無臭!
さすが白川郷。
さて、白川郷には、合掌造りに入れる家が何箇所かあります。
せっかくなので中に入ってみたい。
和田家というお家はすごい人数の人が入っていて密が心配なので諦めましたが、神田家は空いていたので入ってみました。
📷神田家
この家、なんと5階建て!
中の写真の撮っていいそうです!
📷囲炉裏
合掌造りといったら、囲炉裏ですよね!
でも、結構けむりがすごい!
有名な話ですが、白川郷のビジネスは、蚕産業のほかに焔硝(えんしょう)という火薬作りがあります。
その焔硝は、合掌造りの床下で、糞と尿で作っていたそう。
排泄物を利用してお金が稼ぐって頭良すぎだろって思いました。
神田家では、床下の様子を見ることができました。
これが知れただけでも、中に入ってよかった!
さて、どんどんと登って最上階の5階。
📷神田家5階
なんだか、鬼滅の刃の鼓の鬼の家を思い出しました。
窓からの景色はこんな感じ
📷合掌造りの窓からこんにちは
こんな家で過ごすって、もうおとぎ話の世界の話ですよね。
今でも合掌造りに住んでるって言うのだから、世界って面白いなと思いました。
最後に、和室にて白川郷らしい構図のポスターを見つけました。
📷THE白川郷な構図のポスター
受付の人に聞いてみました。
僕「こういう構図ってどこから撮れるんですか?」
受付「展望台があるのでそこから…」
僕「さっき行ってみたんですけど、思ったよりひきだったんですよね」
受付「あれはカメラで寄って撮ってるんですよね」
こーれが白川郷の やり方か〜!!!
というわけで、あの構図の謎が解けました。
だいたい白川郷の端から端まで散策しました。
白川郷、面白かったです!
気づけば2時間は経っていました。
さて、次は同じ「白繋がり」の場所へ!
瀬戸川と白壁土蔵街
飛騨市へとやってきました。
白壁の蔵が立ち並び、鯉の泳ぐ瀬戸川が流れる、情緒あふれる街並みが楽しめます。
📷街並み
街灯が照らす瀬戸川と白壁が美しいですね!
味処古川
駐車場へと止めて散策を始めると、映画「君の名は」がなんたらと書かれたお店があったので立ち止まりました。
📷味処古川
すると店主のおっちゃんが出てきました。
おっちゃん「君の名は?」
僕「えーっと……。そうです!(別にそうではない)」
おっちゃん「じゃ食べていきなよ。こっちこっち」
僕「あっはい。(なにを食べるんだろ)」
おっちゃん「何本?」
僕「えーっと…じゃあ1本づつで」
おっちゃん「はいはい。じゃあ外に君の名はのノートがあるから書いて待ってて!」
友人と目を合わせました。
僕「ものすごい自然な感じで気づいたら買ってたんだけど。」
断る隙もあったもんじゃない。
あのおっちゃんほど商売が上手い人を僕はみたことがありません(笑)
あれは見事でした。
そしてきたのは…
📷五平餅
僕はこれを買ったのかと。
ようやく気づきます。
もちもちで美味しい!
五平餅って有名なので、食べられてよかった!
「君の名は」となんの関係があるかというと、作中で奥寺先輩たちが、このお店が五平餅を食べたそう。
📷味処古川と君の名は
正直、僕はこのシーンをまったく覚えてませんでした(笑)
話を聞いてみると、君の名はサイドからはなんの連絡もなく、映画に自分のお店が出ていたそう。
そこらへん、ゆるゆるでいいんですね(笑)
結果的に、お店は聖地巡礼で繁盛するしいいことですが。
それにしても「君の名は?」と話しかけられたら、「違います」とは言えない。
息をするように話をナチュラルに進めて、気づいたらお金を出していたのです。
これは、心から拍手です!
まったく嫌味ではなく。
なぜなら、おっちゃんは、あの商売を金儲けで狙ってやってるわけじゃない。
お客さんに、楽しんでほしい。
うちの五平餅を食べてみてほしいという、心からのおもてなしの気持ちでやっているようにしか見えないのです。
なんなら僕らがここを訪れたのは閉店の10分前。
僕だったら、早く店閉めたいし、今から200円の餅を作るのめんどくさいなとか思ってしまうのですが、そんな感情はあのおっちゃんにはないのか、ひたすらウェルカムな口調で楽しませてくれました。
旅の面白さって、これだよなと友人と二人で笑わせてもらいました。
渡辺酒造店
さて。
こんだけ蔵があるなら、酒蔵もいっぱいありました。
僕らが入ったのはこちら。
📷渡辺酒造店
「えもいわれぬ、珠玉のしずく」と賞された蓬莱を酒造するお店。
日本酒を試飲させてくれます
店員さんはサービス精神旺盛。
じゃんじゃん試飲させてくれました。
しかも、1杯がおちょこ1勺くらいあんだけど(笑)
5種類も試飲させてくれるもんだから、酔っ払いかけますよ。
友人は運転なので、僕が友人の好きそうな日本酒を選ぶことに。
選んだのはこちら!
📷蓬莱 しぼりたて新酒
できたてホヤホヤらしい。
ニャンコ先生も、「酒だ〜 酒をよこせ〜!」と狙っています。
その土地の地酒を買うの、楽しいですね!
思い出に残ります。
焼肉 かをる
メニューの牛肉はすべて飛騨牛を使用しているという焼肉屋さん。
飛騨といったら飛騨牛でしょ!ということでお店を探しましたが、どこも高くて(^_^;)
こちらのお店はリーズナブルなお値段で飛騨牛が食べられました!
📷飛騨牛の上カルビ
ぐへ。
おいしそ!
食べてみると、喉元過ぎても尾をひく甘さ!
今まで食べてきた牛肉の中で、飛騨牛がダントツで美味しかった!
とにかく、まろやかな甘さが口の中と、喉まで広がる感じなんです!
ご当地ブランド牛というのは、あまり縁がありませんでしたが、これから牛肉が有名な場所へ赴いたら、絶対食べようと思いました。
まとめ
有名な白川郷は、思ったより白川郷っぽい写真は撮れませんでしたが、そこで培われた商売の文化に感動しました。
瀬戸川と白壁土蔵街というのは始めて聞きましたが、白壁と水路に映える街灯が実に美しい場所でした。
そして、ブランド牛って味に個性がこんなにあるんだということを人生で始めて実感した日となりました。
次の日は、富山県立山のふもとの秘境を巡ります。
ではでは〜(ᐢ⌔ᐢ)ノ゙
▼翌日の富山旅 hatenshiryoaim40.hatenablog.com