🌏#71 宮城県蔵王 〜御釜を目指してトンボと共に~
宮城県は蔵王
蔵王といったら樹氷。その次は蔵王温泉や御釜(おかま)とよばれるスポットが人気。
蔵王連峰は宮城県と山形県に跨っており、さらには宮城県では蔵王町、七ヶ宿町、川崎町、白石市と多数の町にかかっている。
今回は、蔵王町、七ヶ宿町、川崎町をまたにかけ、御釜を見つける旅をしてきた。
今回の旅の目的
御釜を見に行く
山形に行きたい。
そんな思いから1泊2日で山形の蔵王温泉に行くことにした。
調べていると御釜(おかま)と呼ばれるスポットが蔵王では有名だそう。
てか、御釜って山形じゃなくて宮城にあるじゃないか!
旅の始まりは、宮城県の蔵王にある御釜を目指すことにした。
蔵王旅の序章の幕開けだ!
滝見台
御釜を目指して、蔵王エコーラインという道を走っていると展望台入り口はこちらみたいな看板が。
通り過ぎたけど、いやいや、蔵王なんてなかなか来られない場所。
引き返して寄ってみることに。
緑道の先に滝が待っているのか!
📷滝と森の壁
うおー!!
なんて広大なんだ!
眼下は崖になっていて、正面には緑の崖があり、滝が流れている。
森の上に山が乗っている感も壮大でカッコいい!!
これは思っていた以上だ。
📷三階の滝
三段になって落ちるから三階の滝というのか。
ここからだと2段目までしか確認できないけど、どんだけ深いの!?
全てを見せずに、想像で埋めさせる感じもまたよいな。
ちなみに、となりにはもう一つ滝が。
📷不動滝
こっちは小さくて遠くてよくわかんねぇな。
でも、三階の滝でも不動滝でも、滝壺でカニとうなぎが壮絶な滝壺争いした伝説があるよう。
なんか可愛らしいな(笑)
やつらにとっちゃマジなんかもしれないけれど。
駒草平展望台
この展望台も、御釜を目指す道中で見つけ、あまりにも絶景そうなので寄ってみた。
📷展望台への道中
青いところが展望台か。
にしても、岩石ゴロゴロでかっこいい場所だなー!
📷岩石ゴロゴロ
展望台からの眺めがこれまたすごくて。
📷展望台から望むもの
不帰ノ滝という滝が流れていて、その上には雲が足跡をつけるとんがった山が。
あの山の向こうに目指している御釜があるのだ。
なんて夢の広がる画なんだ…!
右手をみれば断崖絶壁。
📷断崖絶壁
これは日本なのか!?
壮大すぎて終始感動の嵐。
なにも知らないで、訪れたというのがまたよかったんだろうな。
さて、このあといよいよ御釜にアタックする…!
御釜
御釜には、たくさんの行き方があって、有料道路を使う方法、リフトで行く方法、登山で行く方法などなど。
僕はもともと蔵王ハイラインという有料道路を使う方法しかないのかと思ってたのだが…
📷大黒天駐車場から行ける登山道
また駐車場があったので寄った。
なにか展望台でもあるような階段があったので登ってみると…
📷マップ
ん?ここから歩いて御釜行けんじゃん!
登山の服装と靴は持ってきている。
でも1時間か…。
その時目の前にあった景色は。
📷御釜へ続く道
異世界レベルの地形じゃないか…!
これは、ぜひこの道を自分の足で歩いてみたい。
迷った挙句、10分後、再び登山格好の僕の姿があった。
こういう急な予定変更が自由にできるのってソロ旅のいいとこだよな。
山頂付近のレストハウスの営業を信じて行ってみることに。
ちょっと登るだけで汗がやばい。
避暑地と聞いていたんだが、日照りがあっちゃ仕方がない。
カバンからダサいタオルを取り出して頭にかぶった。
倒れるよりダサいほうがマシだ。
登山道はそこそこ整備されていて、石の階段が続いた。
一休みに座った景色がこちら。
📷広大な大地
これは息を呑むしかない。
蔵王が、群馬の草津高原ルートのような高原スポットだとは思っていなかった。
風に吹かれながら、大好物の景色にワクワクがとまらない。
📷目標地点は遥か遠く
階段ゾーンを抜けると、ひらけた岩場と緑の世界へ。
山のてっぺん付近にある建物が目指している場所なのだろう。
遠いな〜
ファンタジーなら、この場所でキャンプして焚き火して、満天の星空があって、一夜を越すんだろうな的な妄想が膨んだ。
柵沿いを歩き続けると、右手の景色がまた素晴らしい。
📷地層の重なる山
この山かっけぇ!
いや〜楽しいな〜
35分くらい歩くとようやく御釜が見え始めた。
📷御釜がちょっぴり
ゴールはもうちょっと。
御釜の景色はどんどん開けて素晴らしくなっていくが、とりあえず鑑賞は後回し。
レストハウスで飲み物を買わねば!
📷宮城蔵王レストハウス
ついた!
1時間って書いてあったけど、40分くらいで来られた。
中に入ると、高山価格の自販機が。
高いけど、そんなこと言ってらんねぇ!
アクエリアスが最高に気持ちよかった。
レストランだけでなく、売店もあったので、名物の玉こんにゃくを購入。
がっつり食べるとお昼幸せに食べられなくなるからな。
📷玉こんにゃく
団子みたいだけど、しっかりとしたこんにゃく。
味が染み染みで体に沁み沁み。
疲れ効果で美味しさ倍増だ。
涼しいレストハウス内で休んだら、御釜と向き合う決心ができた。
📷御釜
火口に雨や地下からの湧き水、雪解け水が溜まった火山湖。
御釜は気象条件によって色を変えるので「五色沼」とも呼ばれているそう。
この日のこの時間は雲多めの晴れだったが、淀みエメラルドグリーン。
この色をエメラルドグリーンと言われて納得するのはもうやめた。
僕は湖の色と真剣に向き合うことに決めたのだ。
この色はエメラルドグリーンと言われて想起する輝きとは違うだろう?
にしても、ちょっとここからは遠いので近づいてみよう。
📷御釜へ近づく
おおー!
縁もかっこええ!
白色なのが良い。
あそこで船漕いでみたいな〜
よくみると、湖の上の山には岩がごろごろと。
📷五色岳の岩
他の旅人が、あの岩が落ちれば動画撮ったんだけどな〜と言ってた(笑)
確かにちょっと期待してしまうが、おそらく想像以上にでかくて動かないのだろう。
しばらく御釜を眺めて満足したので去ることにした。
📷去り際の御釜
この構図もかっけぇ。
帰りに刈田峰神社でお祈りしていたら、茶色のしましまな猫を連れた男性が。
大人しくてかわいかったなぁ。
雲が出始めて雰囲気が出てきたので、神社付近からも写真を。
📷刈田岳山頂
にしても、トンボがやべえな。
写真だとあまりわからないが、登っている時から終始トンボが飛び回っていた。
ここらへんはその数が異常で写真でも気になるレベル。
疲れたしお昼の時間も過ぎてしまうので、馬の背登山道には行かずに帰ることに。
帰りは行きと同じ道だったが、行きに背を向けていた景色を眺めながら帰る。
📷帰りの眺望
大満足の冒険であった。
まとめ
御釜は、御釜に行く道中さえも楽しめるスポットが満載だった。
このあとは山形県にある蔵王温泉を目指す。
ジンギスカンが有名なので、もう行く店を決めてあり楽しみで仕方がない。
それでは蔵王旅山形篇前半で!
ではでは〜(ᐢ⌔ᐢ)ノ゙