それでもやっぱり田舎が好き。

都会で生活してるけど、やっぱり山がみたい川が見たい。喧噪を忘れ、「落ち着き」を求めて。時には旅を。時には本を。

📚#3 僕はロボットごしの君に恋をする(山田 悠介)

僕はロボットごしの君に恋をする

僕はロボットごしの君に恋をする

僕はロボットごしの君に恋をする

🌟きっかけ

最近は生活感のある現実的な日常系を読んでばかりでした。
もうちょっと読みやすくて「リアリティがない世界観のもの」か「恋愛系」を求めて店頭を歩いていると、堂々と売り出されていたのがどちらも兼ね備えていそうなこの本です。

著者は「リアル鬼ごっこ」で有名な山田悠介さん。

装画は住野よるさんの「君の膵臓を食べたい」「また、同じ夢をみていた」でもおなじみ、今勢いのありそうなloundrawさんです。
lowndrawさんのことはアニメソングで知られる「三月のパンタシア」さんのCDジャケットで知り、透明感のある絵に惹かれて好きでした。

というわけで、タイトルと、装画に惹かれて購入しました😄


ちなみに、豪華製作陣でこちらのアニメPVも用意されていました。
www.youtube.com
このPVの曲、好きになりました♪


📖お話アウトライン

2060年 東京。3度目の東京オリンピックが開催される年。
この時代では、人間と区別がつかないような外見の「人型ロボット」が存在していた。
ただし、このロボットはあくまで人が操作するもの。

その人型ロボットの操作官である大沢健(たける)は、オリンピックで起こるかもしれないテロのために一般人は知らない、極秘プロジェクトとしてロボットで警備業務についていた。

健の幼馴染である天野陽一郎はロボットの研究者であり、同じ会社に勤めている。健は陽一郎の妹 咲に幼い頃から恋心がある。

健は東京オリンピックのテロを防ぎ、咲への恋もうまくいくかな?


という感じです。


📙感想(⚠オチに気づいてしまい兼ねないのでご注意)

物語中盤までは、「続きが気になる!」ということがなくなかなか読み進まなかったんですが、中盤以降は気になって手が止まらず 一気に読みきってしまいました。

どうしても僕は本を読むときに主人公目線になり、肩入れしがちです。
それゆえ最後の衝撃の事実と迫られた究極の2択は辛すぎました。


自分の感情は、自分からうまれたものではなくそうなるように作られたものだと知って、さらに自分の正体を知ってしまったことから 僕だったら、自分だけ世界から孤立した気がして、信じてきた人たちにはどうあがいても手が届かないんだと思ってしまって 生きていく気なんて湧かないだろうなと思いました。

「せめて考える時間ください」と思いました。


いや~全然うまく書けないですね😏複雑な感情を文字に起こすってなんて難しいんでしょう?
本当はもっといろいろ思ってるのですが、言葉で表現できないです(笑)
こうやってブログで練習していくしかないですね!


本を通して素敵な世界に行けますように🌠
ではでは〜 (^ー゚)ノ゙
      ∩📖