それでもやっぱり田舎が好き。

都会で生活してるけど、やっぱり山がみたい川が見たい。喧噪を忘れ、「落ち着き」を求めて。時には旅を。時には本を。

📚#4 よるのばけもの(住野よる)

よるのばけもの

よるのばけもの

よるのばけもの


🌟きっかけ

住野よるさんの
1作品目「君の膵臓を食べたい」
2作品目「また、同じ夢をみていた」
は読んだことがあり、特に2作目で心惹かれた僕は3作品目である本作品を読もうと思いました。


📖お話アウトライン

主人公の少年 安達(あだ名:あっちー)は、夜になると黒い粒でできた化け物に変身してしまう。
なぜだか分からないけど変身してしまうようになった。

化け物になるようになってから、夜 家をとびだして町を出歩くようになる。
宿題を学校に忘れたあっちーは化け物の姿で深夜の教室に忍び込んだ。

誰もいないと思った教室には、クラスでいじめられている少女 矢野さんの姿が。
8つの目や尻尾もある黒い化け物。なぜだか矢野さんは化け物の正体があっちーであることを見抜く。

矢野さんはなんでも、平日毎晩深夜の学校で「夜休み」という時間を過ごしている。
彼女は行動が奇怪でクラスでは頭のおかしい人とされており、
クラスメンバーは矢野さんを敵に回し、いじめることが正義と言うような雰囲気。

主人公は「夜休み」を毎晩矢野さんと過ごすほど、そのクラスの雰囲気に違和感を感じながらも、みんなに合わせるしかない現状にだんだん辛くなってくる。

あっちーはこのクラスの現状にどう向き合うのか。
そして、化け物って本当はなんなのだろう──


という感じです。


📙感想(⚠ネタバレなのでご注意)

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