📚#4 よるのばけもの(住野よる)
- 作者: 住野よる
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2016/12/07
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (8件) を見る
📖お話アウトライン
主人公の少年 安達(あだ名:あっちー)は、夜になると黒い粒でできた化け物に変身してしまう。
なぜだか分からないけど変身してしまうようになった。
化け物になるようになってから、夜 家をとびだして町を出歩くようになる。
宿題を学校に忘れたあっちーは化け物の姿で深夜の教室に忍び込んだ。
誰もいないと思った教室には、クラスでいじめられている少女 矢野さんの姿が。
8つの目や尻尾もある黒い化け物。なぜだか矢野さんは化け物の正体があっちーであることを見抜く。
矢野さんはなんでも、平日毎晩深夜の学校で「夜休み」という時間を過ごしている。
彼女は行動が奇怪でクラスでは頭のおかしい人とされており、
クラスメンバーは矢野さんを敵に回し、いじめることが正義と言うような雰囲気。
主人公は「夜休み」を毎晩矢野さんと過ごすほど、そのクラスの雰囲気に違和感を感じながらも、みんなに合わせるしかない現状にだんだん辛くなってくる。
あっちーはこのクラスの現状にどう向き合うのか。
そして、化け物って本当はなんなのだろう──
という感じです。