【埼玉県 伊豆ヶ岳】登山初心者におすすめのお手軽コース!
伊豆ヶ岳は埼玉県飯能市にある標高851mの低山。
正丸駅下車後、すぐに登山が始められるのでアクセスは抜群。
しかし伊豆ヶ岳は難易度は高くないものの、5〜6時間はかかるコースもあります。
この記事では気軽に登山を楽しみたい方向けに、3〜4時間で楽しめるコースを紹介します♪
景色も川・祠・巨石・見晴らしの良い展望などバリエーション豊かで楽しめますよ!
伊豆ヶ岳のデータ
伊豆ヶ岳とは
場所 :埼玉県飯能市
標高 :851m
登山難易度:★★☆☆☆
人の多さ :★★★☆☆
✏︎メモ :鎖場あり(迂回できる)
頂上からの景色は眼下に山々、遠方に都市を見渡すことができる
登山初心者におすすめのコース
ここからは、区間ごとにコースの詳細を紹介していきます!
登り①【正丸駅】→【正丸峠】
一番最初にして一番見どころが多いルート。
川や巨石、見晴らしの良い展望など歩いていて飽きません!
📷正丸駅(しょうまるえき)
登山口となる駅です。
駅前には売店があり、飲み物やお菓子だけでなく食事もできます。
📷売店
登山の準備はここで済ませましょう。
ちなみに飲み物を買うポイントはこの先まだあります。
この記事で紹介するコースに公衆トイレはありませんので、駅前の公衆トイレで済ませておきましょう。
📷登山届
正丸駅の改札横にあります。
📷駅前階段
ここを降りて突き当たるとこんな看板があります。
📷突き当たりの看板
右に曲がると...
📷ちょっと怖そうなトンネル
ここを抜けると、しばらくアスファルトの道が続きます。
📷アスファルト続きの道
道中、道路脇には川や小さなお寺があります。
📷川(左)・安産地蔵尊(右)
お店もありました!
📷中丸屋
みそおでんなどの軽食やここにしかない果実酒などが味わえるそうですが、冬季はやっていません。
📷中丸屋は冬季は休業
さて、ここで初めての分かれ道です。
📷初めての分かれ道
こちらは道なりのアスファルトの方を選びましょう。
ここから15分ほどあるくと、いかにもな登山口に到着。
📷登山口
アスファルトは途絶え、山道が始まるようです。
登山らしくなってきました!
📷巨石
道中、こんな巨大な岩がありました。
📷登山道脇を流るる川
この道は常に脇に川が流れています。
透明度抜群!癒されますね〜
📷祠
📷2度目の分かれ道
ここは【正丸峠】を目指すので左です。
旧正丸峠というのも気になりますが、そちらへ進んでしまうと伊豆ヶ岳が遠ざかります。
ここから「ここ道なのか?」っていうほど結構道が険しくなります。
ですが、手を使わなければならないほどではありませんでした。
📷険しい道のり
こんな道を進むと正丸峠がみえてくるのですが、このルートの最後の難関なのが急な階段。
ゼーハー言いながら必死に登っていたので写真を撮り忘れてしまいましたが、スロープが付いているのも納得の大変さでした。頑張りましょう!
📷正丸峠
ようやく着きました!正丸峠です。
かかった時間は50分でしたが、紹介したとおり見どころ満載の道のりだったのであっという間でした!
📷正丸峠の見晴らし
中央奥の景色が美しいですね!
ここで少し休憩するといいと思います。
ちなみにここには奥村茶屋というお店がありましたが、営業していませんでした。
📷奥村茶屋
1月に行ったのですが、冬季だからでしょうかね。
ジンギスカンが食べられるお店として有名だそうです。
見どころ満載の登り第①区間でしたが、これ以降、これほどにバラエティに富んだ景色を楽しめる道は区間はないので、頂上までがんばりましょう!
では、登り第②区間へ!
登り②【正丸峠】→【小高山】
足場は安定していて歩きやすいものの、高低差がある区間です。
登ったり下ったりしなければなりません。
登山道に戻るには、奥村茶屋の脇を進み、その後 道なりに進みます。さっき通った場所なのでわかるはずです。
📷奥村茶屋の脇を進み、標識通り道なりに
📷道中
比較的 足場の安定した道が続きます。
ですが、登ったり下ったりしなければなりません。
📷小高山
つきました!小高山です。
ここからの展望はというと...
📷小高山からの展望
ちょっと目の前の木が邪魔してあんまり展望はよくないですね。
ここにはベンチが何個かあるので休憩することもできます。
所要時間は10分程度でした。
さて、続いて第③区間へ...!
登り③【小高山】→【五輪山】
階段が多いルート。
小石が多くて滑りやすい場所もあるので脇の足場の安定したルートを利用するとよい。
写真をまったく撮っておらず文章だけになってしまいますが、階段を駆使して登って行きましょう。
途中、砂と小石でできた斜面の道があるのですが、ここは滑ってなかなか登るのは困難です。
よく探すと、進行方向右脇に足場の安定したルートがあるのでこちらを利用しましょう!
五輪山は大きな広場があるのみで特にこれといったものはありませんでした。
所要時間は約10分でした。
登り④【五輪山】→【伊豆ヶ岳 頂上】
男坂と女坂がの二つがあるルート。
男坂は鎖場があるので、恐ければ女坂を利用して回避できる。
五輪山を出発すると一本道を進むと男坂と女坂の分かれ道があります。
📷男坂と女坂の分かれ道
この写真では男坂しか映っておらず、女坂が見切れています。すみません。
右側に女坂があります。
遠くに見えるグレーの部分は男坂の鎖場です。
この記事では男坂と女坂、両方とも説明しておきましょう。
※男坂はとても初心者向きとは言えません。
男坂
男坂はほぼ鎖場です。
📷鎖場
正直、この記事で紹介しているコースの中で一番の絶景は鎖場からの景色でした!
📷鎖場からの絶景
鎖場を登れば登るほど、脇で邪魔している木がなくなっていき、展望がよくなります!
鎖場をのぼり終えると目の前に岩の塊が現れますが、正解のルートは、この岩の塊を登ることです。僕は間違えて岩の塊の左脇へ進んだ結果、途中で道が崩落していました。
📷崩落した道(というか道ではない)
進むしかないと思って進んだらなんとか頂上へたどり着きましたが危険過ぎました。
間違えやすいようなので気をつけてください。
鎖場登りの動画がありました。
www.youtube.com
スリルがあって景色もよいですが、ハードでした。
【伊豆ヶ岳 頂上】
📷伊豆ヶ岳
📷伊豆ヶ岳の由来
アイヌ語説や伊豆展望説はわかるけど、柚子説は「イズ」じゃないと思いますけどね(笑)
📷山頂からの眺め
ここが一番見晴らせそうでした。
伊豆ヶ岳の山頂は木が茂っていてスッキリと見晴らせるスポットはなさそうです。
冬のこの時期でも登山客は15人くらいいました。
しばらくすると誰もいなくなりましたが...。
僕は登山初心者ですが、実はこのシングルバーナーとコッヘルが使いたくて登山を始めたのです(笑)
僕が購入したものを紹介しますね!
▼シングルバーナー
有名ブランド SOTOの商品なので安心ですね😌
▼コッヘル
1つ買えば2つもコッヘルが手に入る一石二鳥の商品。
先ほど紹介したシングルバーナーとOD缶がすっぽり入って、持ち運びも楽々です!
道具があると登山の楽しみが増えますよね!
それではいよいよ下りです。
下り①【伊豆ヶ岳 頂上】→【五輪山】
📷女坂下り
登りよりも下りの方が早く付いたので
所要時間は約5分でした。
次は、登りとは異なる近道で正丸駅を目指します。
下り②【五輪山】→【正丸駅】
登りで通った正丸峠を下らずに、小高山の手前で右折する。
その後、しばらく下ると登りで通ったアスファルトの道に繋がる。
登りで通った階段の多い道を下ると分かれ道に出くわします。
📷分かれ道
この道、実は右を選択しないとめんどくさいことになります。
というのは、ここで右に行かないと、途中で右折する場所を通り過ぎてしまうのでUターンして引き返してこなければならないのです。
二つの道は別れた後もすぐ隣に常にあるのですが、坂で隔てられていて行けるようで行けないので注意です。
📷右折ポイント
こちらが右折するポイントです。
【正丸駅】と示された方へ進みます。
「え、左折じゃん」と思いますよね。すみません。進行方向とは反対から撮影したので左折っぽく見えているだけです。
その後、開けた道だったり狭い道だったり様々な山道が続きます。
📷山道の例
急な場所があって、一度走り出してしまったら止まれなく非常に危ない場面があったので要注意です。
📷川
五輪山を出発してから約25分ほどで川がでてきました。
景色がようやく変わりました。
川伝いに5分ほど歩くと登りで登山口に入る前に通った分かれ道に繋がりました。
📷登りで通った分かれ道
📷登りで通った分かれ道(登りの時の景色)
これでもうあとはアスファルトを辿れば正丸駅につきますね!
お疲れ様でした!!
まとめ
「伊豆ヶ岳 登山初心者おすすめコース」いががでしたでしょうか?
全体的に小石やら砂やらで足を滑らせやすい場所はありますが、
男坂さえ通らなければ初心者の方でも十分楽しめるコースになっていると思います!
特に登り第①区間の【正丸駅】→【正丸峠】は見どころが多く楽しめますよ!
登頂した時には、ハイキングというよりは、「登山をした!」という達成感が確実にあります。
僕は一箇所一箇所の滞在時間を結構かけるほうなので、登ってから下りてくるまでに4時間かかってしまいましたが、極端に一切滞在しなければ2時間半で行って帰ってこられる計算です。
ぜひ、埼玉県の伊豆ヶ岳での登山を楽しんでください♪
まったく登山をしたことがない方で、自分と山との相性を確かめてみたい方にオススメの登山レポートはこちら↓
hatenshiryoaim40.hatenablog.com
hatenshiryoaim40.hatenablog.com