それでもやっぱり田舎が好き。

都会で生活してるけど、やっぱり山がみたい川が見たい。喧噪を忘れ、「落ち着き」を求めて。時には旅を。時には本を。

【ネタバレなし】5分で「スペシャルアクターズ」が観たくなるレビュー

https://pbs.twimg.com/media/EHiLMhGVAAAmGdj?format=jpg&name=4096x4096 映画「スペシャルアクターズ」公式Twitterより

スペシャルアクターズは「カメラを止めるな!」で名を馳せた上田慎一郎監督の長編映画第2弾!
このブログでは普段「旅」や「アウトドア」ネタしか書かないのですが、昨日この映画を観てきた僕はどうしても映画の魅力を記事にしたくなりました。
それはなぜかというと...

めっっちゃくちゃ面白いのに知名度が振るっていないから

公開7日目に平日の夕方 丸の内ピカデリーで観てきたのですが観客10人くらいしかいないのです。東京だよな?と。
僕からすれば、上映終了後にスタンディング・オベーションしたいくらい面白かったのですが、これは...。

というわけで、【ネタバレなし】という高難易度で5分で魅力を伝えていきたいと思います。
ほんと、1人でも観てみたくなってくれればという想いです。


※【ネタバレなし】のつもりで書いてますが、僕の感情等はありますので、オチを推測し兼ねないと思う場合は戻るボタンをお願いします。m( )m

まずは予告編をどうぞ!

(これで5分中1分取られた)


あらすじ

超能力ヒーローが活躍する大好きな映画を観てため息をつく売れない役者の和人。
ある日、和人は数年ぶりに再会した弟から俳優事務所「スペシャルアクターズ」に誘われる。
そこでは映画やドラマの仕事の他に、依頼者から受けた相談や悩み事などを役者によって解決する、つまり演じることを使った何でも屋も引き受けていた。
そんなスペアクに、”カルト集団から旅館を守って欲しい”という依頼が入る。
ヤバ目な連中相手に計画を練り、演技練習を重ねるスペアクの役者たち。しかし、和人にはみんなに内緒にしている秘密があった。
極限まで緊張すると気絶してしまうのだ。あろうことか、このミッションの中心メンバーにされた和人。
果たして、和人の運命やいかに!?
http://special-actors.jp/#storyより

スペシャルアクターズの魅力

数あるスペアクの見どころのうち、3つ厳選して紹介します!

①予想不能のストーリー展開

「え...!? こんな状況でどう巻き返すの?これで負け?終わり?」というような状況で予想できない展開が待っているのが今作の大きな魅力ではないかと。
物語が進めば進むほど、打ち上げ花火のように次から次へと驚かされます!

②もやもや残らぬスッキリするストーリー

観終わった後、晴れやかな気持ちになります。
ありとあらゆる伏線は回収してくれますし、大半の人が希望を持てるようなお話になっているんじゃないでしょうか。

③登場人物のキャラクター

出てくるキャラクターの個性とかクセがみーんな強い!
主役から脇役まで、みんなそれぞれに明確でパキッとした個性が割り当てられてます。

ちょっと書き連ねてみると
・緊張すると気絶しちゃう主人公
・主人公思いのカッコよくて頼りになる弟(これが泣きそうになる)
・おっぱいのでっかい(?)美人のお姉さん
・ビビりすぎる教祖様
・頼りないけど頼りになるボス
などなど。
思いつくままに書き殴ってみましたが、小役までキャラが際立っていて適材適所で活躍するのです!

カメラを止めるな!」に引き続き、キャストはオーディションで選ばれたまだ無名の役者さんです。だからこそ役者のキャラも知らないのでバッチリ 役にハマってみえるのでしょうか。

「スペアク」はこんな人にオススメ

・現状を変えたい人
・コンプレックスを持っている人
・人生に悩んでいる人
→主人公に強く感情移入できると思います!

上田慎一郎監督作品が好きな人
・ハイテンポな展開が観たい人
・予定調和な話に飽きた人
少年マンガが好きな人
→ストーリー展開に熱くなれるはず!

・プログラミングが好きな人
・数学が好きな人
→「あ、そこ閉包しますか」みたいな感動が味わえます(笑)

・兄弟愛ものが観たい人
・コメディが好きな人
・温かい気持ちになりたい人
・おっぱいが好きな人
→すべて揃っております(笑)

まとめ

さあ、そろそろ5分経ちますが観てみたくなったでしょうか?
こういう記事を書く時って、正直にマイナスな面も書くようにしてるんですが、スペシャルアクターズは、すべてが面白くてマイナス面が特に思いつかなかったんですよね...!

Twitterを覗くと、スペシャルアクターズに関する愛のあるツイートが多く見受けられます。監督や出演キャストのツイートを見ていると、この人たちがこの作品を全力で愛していることがよく伝わりました。

この作品の知名度がないのは、PRの機会が少ないからなのでしょうか。
1度観たら きっとこの作品の虜になってしまうはず。監督やキャスト、スタッフの思いがもっと届いたらいいなと心から思える素敵な作品でした。


special-actors.jp