🌏#67 長野県信濃町(前編) 〜残冬の大地と鳥瞰の野尻湖~
長野県は信濃町
信濃町は妙高山や黒姫山に囲まれており、野尻湖がシンボルのようになっている。
俳人、小林一茶の故郷であり、記念館や旧宅もある。
今回は、信濃町のまだ雪残る大自然を巡ってきました。
今回の旅の目的
野尻湖テラスで絶景を望む
野尻湖とその先の山々を望む絶景が望めるというテラスがあるそう。
そこはロープウェーを使って10分の空中散歩の果てに辿り着ける場所らしい…!
今回の旅は、群馬県の「泊まって!応援キャンペーン」を利用した1泊2日のソロ旅!
なんと、宿泊代の5000円分がその場でキャッシュバックというお得なキャンペーンなんです。
なので、長野県信濃町に比較的近い群馬県嬬恋村に宿を予約。
チェックインは21時にしたので、夜まで信濃町旅を満喫できるというわけなんです😀
それでは、信濃町旅、2部構成の前編スタート!
黒姫山国有林
信濃町は偉大な山々に囲まれた町ですが、その偉大な山の一つ、黒姫山の麓の森。
僕は別にここに行きたかったわけじゃないんです。
御鹿池という池を見に行こうと思ったんです。
その池は、黒姫童話館という施設の近くにあって、森を散策しながら辿り着けるそう。
黒姫童話館を目指して車を走らせたものの、なぜかスキー場に着きました。
よく見ると、黒姫童話館はゲレンデの脇の道を進むとあるそうですが、完全に道が雪で閉ざされていたわけです。
と、言うわけで、黒姫童話館は忘れて森から池に攻め入ろうと思ってやってきました。
冬の旅はこれだからつらい。
ついてみると、だーれもいない残雪の森がありました。
📷黒姫山国有林の入り口
雪解けの水で水たまりだらけ。
この日は、こんなこともあろうかと登山靴を持ってきました!
📷森を進む
静かな森。
熊とか目覚め始めてないよな?
ちょっと不安がよぎります。
とりあえず、ドラクエの音楽を流して人いますよアピール。
安心なのは雪道に、人の足跡があったこと。
…ん?
📷???
え…これ熊の足跡…??
まじか。
でも、人の足跡のそばに常に一緒に動物の足跡があるから、これは散歩で連れてきた犬の足跡なんじゃないか。
📷森は深く
進めど拭えぬ熊の足跡説。
ドラクエのBGMを流しているだけあって、リアルドラクエになって戦闘が始まったりしないか不安でしかない(笑)
グーグルマップを見ると、池はあと少しのところにありそう。
ですが、ここで悲報が。
人の足跡が途絶えたのに、熊らしき足跡が続いている…!
これはもうダメだ。
熊説かなり濃厚。
だって、犬の足にしては大きすぎだもんな。
と、いうわけで、ここは安全を優先して引き返すことに。
残念ながら収穫なしでしたが、ドキドキの冒険となりました。
生そば 信濃屋
黒姫駅のすぐそばにある人気のお蕎麦屋さん。
やっぱ旅はそばっしょ!
というわけで、冒険を終えて町に戻ってきました。
なんでもこの蕎麦屋さんは、味良し!量良し!値段良し!の3拍子揃った人気店だそう。
人がいないであろうと思い、開店と同時の入店。
注文をし、料金を払ったら席に着くというフードコートスタイルでした。
そして、すごいのはコチラ!
📷ごはん食べ放題!
そば、うどんを頼んだ人はご飯サービスが無料で付いてきます。
おかずどうすんねん!と思ったら、ふりかけが4種類ありました。
こののりたまが美味しかった!
そうこうしていると、メインが到着。
📷おろしそば
あ、そのおろしか。
勝手にとろろをおろしたものを想像して頼みましたが、おろしそばという名前なら普通大根おろしですよね(笑)
でも、すごい量だな。
おろしもそばも。
蕎麦屋さんのそばって、少ないイメージですが、信濃屋さんのそばはとんでもない量が入ってました。
普通盛りなのに、食べても食べても減らない!
これは嬉しい!
そばが食べても減らないというのは、そうそうあることではありませんから。
ですが、すっかり少食を極めた僕はあっという間にお腹いっぱいに。
出されたものは食べきる主義なので、残しはしませんでしたが、ご飯は加減した方がいいかも(笑)
お腹が満たされたあとは、日が高いうちに本日の目的地へ行きます。
野尻湖テラス
タングラムスキーサーカスというスキーが楽しめる複合リゾートにある絶景テラス。
この時期はスキー客に混じってリフトに乗り、テラスに向かいます。
なんだかスキー客からの視線が気になると思うかもしれませんが、スキー場側から「スキーをしない方も!」とお墨付きをもらっておりますので、大丈夫!
ところで、僕がソロ旅なのに、進んでお金を払って何かを楽しむのは初めてかも?
なにを隠そう、この旅は、2年半前の「🌏#25 長野県立科・霧ヶ峰 〜高原の景色と湖の景色~」以来の、ガチソロ旅なのです。
未開の地で、時間を1日全部使えるソロ旅を、僕はガチソロ旅としています。
今回は、やっと念願が果たせる!
だから1000円くらい払ってやんよ!
ちなみに、本来1200円(2021/03/27時点)ですが、こういうところに行くときは、道の駅に寄るのを忘れずに。
大抵は割引券が置いてあるんですよ。
📷空中散歩
リフトなんていつぶりだろう。
景色きれいだな〜
スキー場って、そこらじゅう絶景だらけだと思うんです。
僕はスキースノボはそんな得意じゃないので、数年前に行った時も、半分は景色を楽しむことの方に気持ちを傾けていました。
リフトを降りて、建物の階段を登るとそこが野尻湖テラス。
📷野尻湖テラス
え、やばいんだが。
📷テラス
求めていた景色だ。
ずーっと求めていた景色だ!
最高だ。
これは来てよかった。
なんか飛び出ているところがありました。
📷テラスの突起
なにこれ?
行っていいんかな
特に注意看板もないので、先端まで行って座りました。
しばらく遠くの山々に思い馳せタイム。
長野はやっぱすげぇわ
ここの魅力はこれだけではありません。
📷野尻湖ラウンジ
さっきの絶景を眺めながらカフェメニューが頂ける、イカしたラウンジがあるのです。
📷絶景とアップルパイ
正直、お腹は満たされていましたが、絶景眺めながらなんか食いてぇ!
それだけの理由で注文(笑)
なにこれ。
アップルパイにピント合わせると景色がボケる。
反対に景色にピント合わせるとアップルパイがボケる。
どうすりゃありのままを伝えられるんだ!
とにかく、絶景を見ながらのアップルパイは美味かった!
これから、あの野尻湖まで降りるんだと思うと、ワクワクしてきますね!
帰りのリフトからの景色も楽しみです!
「はーい。降ろしますねー」
📷帰りのリフトから…
え、ちょ!
なんでその汚い安全フィルターみたいなの降ろすん?
行きは降ろさなかったんだからいいじゃん!!
帰りは濁った景色を見ながらの下山となりました(笑)
さて。野尻湖を目指す前にスキー場の温泉で温まって行きましょう。
タングラム斑尾温泉
タングラムスキーサーカスにある、ホテルタングラムの大浴場。
露天風呂と内風呂、サウナを完備しています。
ロビーで受付を済ませると、タオルとバスタオルを貸してくれました!
よっ!サービスがホテルクオリティ!
露天風呂
https://www.tangram.jp/ski/facility/facility/hotspring.phpより
露天風呂はこんな感じ。
源泉名:延徳温泉
泉質 :塩化物泉 弱アルカリ性低張性高温泉
形式 :加温・加水・循環式
入浴したのは13時半ごろ。
みなさんスキースノボを楽しんでいるので、浴場内は1〜2人しかいませんでした!
ガラガラのお風呂、最高…!
サウナが17時〜でやっていなかったのが残念ですが、雪景色の中で入る露天風呂は気持ちよすぎました。
まとめ
一番最初に訪れた黒姫山国有林がワイルド過ぎて、先行き不安でしたが、目的の絶景も見られて、旅の軌道修正ができました。
冬の旅は本当に難易度高いんですよね。
道関係が。
前半は野尻湖を鳥瞰しましたが、後半は、いよいよ野尻湖にお近づきになります。
続きは後半で(ᐢ⌔ᐢ)ノ゙