それでもやっぱり田舎が好き。

都会で生活してるけど、やっぱり山がみたい川が見たい。喧噪を忘れ、「落ち着き」を求めて。時には旅を。時には本を。

🌏#9 群馬県四万温泉 後編 〜冬の四万温泉で息をのむ絶景〜

アウトライン

前回の前編に引き続き、群馬県四万温泉(しまおんせん)の後編です。
前回の記事はこちら(`・ω・)つ
hatenshiryoaim40.hatenablog.com


温泉街をぶらぶらしたり、雪景色と湖の絶景をみたり、オッシャレーなカフェでランチしたり、四万温泉のルーツの温泉に行ったりしました~!


いざ旅へ!

四万温泉

朝はゆっくり8時くらいに起床。

僕は寝癖がつかない日はないくらい酷いので、せっかくなのでやまの旅館の温泉にもう一回行って朝風呂してきました。♨

チェックアウトは10時なので、1時間ぐらい余裕があるな。
ということで、四万温泉の温泉街をぶらぶらしてくることに。

📷やまの旅館をでて すぐの温泉街
f:id:HatensHiryoaim40:20180215162042j:plain

📷塩之湯飲泉所
f:id:HatensHiryoaim40:20180215162050j:plain
味のリポートしたいところですが、飲泉 苦手なので飲んでません...(笑)

この飲泉所の裏側に細い道があったので行ってみると…
📷高野稲荷
f:id:HatensHiryoaim40:20180215162103j:plain

📷朝の四万川

四万ブルーが美しい…😻

📷河原の湯
f:id:HatensHiryoaim40:20180215162204j:plain
こちらは今回は入りませんでしたが、無料の温泉です。

📷積善館 本館
f:id:HatensHiryoaim40:20180219163044j:plainf:id:HatensHiryoaim40:20180219163102j:plain
千と千尋のモデル説の積善館ですね!
息を止めて渡り...はしませんでした(笑)

やまの旅館の女将に聞いたのですが、泊まらなくても積善館の中を見学できるそうです。(お金は少しかかるらしいですが)

📷落合通り
f:id:HatensHiryoaim40:20180215162304j:plainf:id:HatensHiryoaim40:20180215162320j:plain
積善館から道を挟んだ反対側にある通り。
スマートボールのお店があり、昔懐かしいと人気だそうです。


温泉街、いろいろありました!
何一つお金を使っていませんが、歩くだけでも気持ちよくて魅力的な場所でした😊
あ、でも高野稲荷でお賽銭はしましたね😉


さあ、いよいよ やまの旅館の女将に別れを告げて、
僕の中での本日のメインである奥四万湖へ行きます!

最後までいい宿、いい女将さんでした。ありがとうございました。


🌅奥四万湖

奥四万湖は、四万ブルーが本気をみせる絶景スポットです。
冬は、湖が半分凍り、四万ブルーと氷のコラボレーションが美しいと聞きました。

まず、駐車場に着くと、トトロとカオナシがお出迎え♡
📷トトロとカオナシの雪だるま

f:id:HatensHiryoaim40:20180215162346j:plainf:id:HatensHiryoaim40:20180215162358j:plain
誰が作ったんですかね?
かわいい😍


さて本題です。
ここも前に訪れたことがありましたが、その全貌を目にした時、以前と比べ物にならないほど感動してしまいました。

その風景がこちら
📷奥四万湖
f:id:HatensHiryoaim40:20180215162454j:plain
どうですか!

めっちゃ青い!
秋に来た時こんなに青かったかな...

凍ったところはこんな感じ
📷奥四万湖の液体と固体の境目
f:id:HatensHiryoaim40:20180215162521j:plain
美しい...
よく見てください!
山が反射して、さかさ山ができています!

きれいすぎるって...。

なぜ奥四万湖がなぜこんなに青いのか気になってきますよね...

💡奥四万湖はなぜこんなに青いのか
 アロフェンという粒子が奥四万湖の水に分散している
 そのアロフェンが青色の光を反射・散乱するため
 (現地の解説看板より)
 ※あくまで一説


だそうです。
しばらく堪能したあとは、ドキドキの冒険に出ることにしました。

奥四万湖は、実はダムなのです。
📷案内図
f:id:HatensHiryoaim40:20180215162413j:plain

冬季は積雪のため、ダムの先端までしか車両は侵入できないのです。
なので、徒歩で奥四万湖を周遊してきました。

こんな感じの道を進むのです。
f:id:HatensHiryoaim40:20180215162810j:plain

ふと、ベンチがあるスポットで腰を掛けて湖を見渡すと、時より風だけが鳴くだけでなんと心地よい静寂だろう。

静寂を楽しんだ後、道へ戻ると岩壁がポロポロと崩れているではありませんか。
📷今もなお崩れ続ける岩壁

📷石

地面に落としてみると...

📷割れた石

なんともカクカクに割れた石。

すごいな地球って。
石一つでこんなにスケールの大きな不思議な感動を得られるとは思いませんでした。

よく見る石ってめちゃめちゃ固いのになんでこの石はこんなに脆いんだろ。

というか、こんな脆い石で構成されたこの場所 大丈夫か?と思いましたけど(笑)


さて、石を後にして先へ進むと...人がいる!

話を聞くと なんでも現地の人らしくて、珍しい鳥を撮影していました。

旅のお話をすると「良い趣味だね」と言ってくれてとても嬉しかった(笑)
会社とかで一人旅の話をすると、変わってるねとか言われるばかりで分かってくれる人があまりいないのです。


その後、しゃくなげの滝というのがあるらしく進んでいきましたが、だんだん雪深くなってきて、おろしたての靴がダメになると思い引き返しました。
さっきのおじさんによれば、ここはスノーシューとかでよく来るところらしく、確かにスノーシューの足跡がたくさんありました。

後々調べてみると、前編でも記事にした、四万温泉の新入社員が立ち上げたプロジェクト、「冬だって楽四万Night(たのしまないと)」の一環でこの奥四万湖をスノーシューで周遊する企画が行われた後でした。
いいな~その企画!
是非参加してみたいですね!

最後に、奥四万湖周遊の写真を何枚か。
📷奥四万湖の完全に凍りついてる場所
f:id:HatensHiryoaim40:20180215162704j:plain

📷つらら
f:id:HatensHiryoaim40:20180215162745j:plain

📷赤沢橋
f:id:HatensHiryoaim40:20180215162627j:plain


計3kmくらい歩いたので疲れた😥

おなかも空いたので、ナウい店でランチにしましょう(笑)


☕Shima Blue Café

shimablue.jp
時間/モーニング 8:00~10:00 ランチ 10:00~15:00 ディナー 15:00~21:00(ラストオーダー 20:30)
休日/不定
場所/群馬県吾妻郡中之条町四万4355-9

やまの旅館の女将にオススメされたもう一つのお店。

近年 流行りだしているというグランピングの施設の中にあるカフェです。

グランピングかぁ
いいな~

📷Shima Blue Café外観
f:id:HatensHiryoaim40:20180215162828j:plain
オシャレですね✨

中に入ると、お好きな席どうぞと言われたので、2Fにしました。
📷Shima Blue Café2F
f:id:HatensHiryoaim40:20180215162838j:plain
オシャレですね✨✨

メニューは豊富で、ステーキとかタコライスとか、スイーツとかお酒も。とにかく美味しそうなものがいっぱい!

本日のランチは3種類で、1000円でメイン、スープ、ドリンクがついてくるやつがあったので、僕はトンカツランチにしました。
📷本日のランチ(トンカツ)
f:id:HatensHiryoaim40:20180215162930j:plain
オシャレですね✨✨✨
フォーカスが食べ物のほうにいかなかったのが残念ですが。

さっそくいただきました🍴

オシャレ補正がかかって余計に美味しい😋
さらに奥四万湖でたくさん歩いてきたからこその、この体に染み入る感じが最高ですね~

外を見れば、グランピング施設があるんですよ。
📷グランピング施設
f:id:HatensHiryoaim40:20180215162849j:plain

どうですかこの眺め。
中は温かくて、ソファーは気持ちよくて お昼寝したくなってきてしまいます。


ここまで四万温泉を歩いてきて、世界観として
「昔ながらの古くさいイメージ(いい意味で)」
をもっていましたが、ここは四万温泉に新しい風 吹かせてんなと思いました!

本当におすすめの場所です。のんびりできます。落ち着けます。

もし四万温泉を訪れた際は絶対に訪れてほしいお店NO.1ですね!



♨御夢想の湯

shimaonsen.com
時間/9:00〜15:00
料金/無料
場所/群馬県吾妻郡中之条町四万4372-1

四万温泉に何ヶ所かある、❝無料の❞共同風呂のうちの一つ。

なんで、何ヶ所かあるのにここに行こうと決めたかというと、御夢想の湯(ごむそうのゆ)は四万温泉発祥の温泉だといわれているからなんです。
その歴史(伝説)を、ゆる~く書くと、

碓氷日向守定光という凄そうな人が、四万の山中に入り込んで、夜どおし読経していると子供が現れた。
子供「私はこの土地の山神。お経読んでてまっすぐないい心してるから四万(よんまん)の病悩が直る霊泉をあげる」
これを碓氷日向守定光は夢うつつに聞いていたら、本当に温泉が湧き出てたので、「御夢想の湯」となりこの地を「四万(しま)」と呼ぶようになった。

これを聞いたら、御夢想の湯に行きたいなとなりますよね!


お勉強はここまでにして本題です。

この御夢想の湯があるところは、お寺とかお店とかが密集していて楽しめるんですよ!

📷日向見薬師堂
f:id:HatensHiryoaim40:20180215163034j:plain

📷お休処あづまや
f:id:HatensHiryoaim40:20180215162953j:plain
すごくジブリ感があっていい!

📷足湯
f:id:HatensHiryoaim40:20180215163123j:plain


そして
📷御夢想の湯
f:id:HatensHiryoaim40:20180215163135j:plain
いろいろ見て回ったので、四万温泉最後のイベント、御夢想の湯の入浴と行きましょう。

御夢想の湯にはロッカーもありませんから、車に着るもの以外は全部置いてきました。

何年か前に建物を新しくしたかなんかで結構きれいな感じでした。

お風呂はというと…

http://shimaonsen.com/wp-content/uploads/2016/06/c7fb22c0d7b0649e2d235a698fff4f73-300x225.jpg
http://shimaonsen.com/wp-content/uploads/2016/06/c7fb22c0d7b0649e2d235a698fff4f73-300x225.jpgより

大人が2人でいっぱいくらいでした。

湯ノ花が浮いていて温度もいい感じです。
窓を開けてみれば雪景色。外からなだれ込む冷たい風が気持ちいい。

かれこれ40分くらいは居た気がします。

その中で人が3人くらい入れ替わりました。
僕は、最後に入ってきたおじいちゃんと話すと、なんとおじいちゃんの住んでいる場所と僕の故郷が同じ町でした😮
世の中狭いもんです。
おじいちゃんも奥四万湖の四万ブルーを見てきたそうで、たいそう感動していました。

四万温泉の旅、最後に四万温泉発祥の地で楽しくお話ができて素敵な締めくくりとなりました。


まとめ

初めての1人一泊旅、なかなか楽しかったです。
四万温泉の存在は知っていましたが、四万がこんなに魅力的な場所だとは思っていませんでしたね。

「昔ながらの古き良きもあり、楽四万Night企画やグランピング施設など、新しい風も吹いている温泉地。」
まとめるとそんな感じですね!
また、泊りでも行きたいですね~😃

実は、冬でなかなか近づくことが困難なことから、「摩耶の滝」というところに今回 行けなかったのです。
今度行くときは、ぜひその滝を拝みたいですね。なんでも、片道2kmはあるみたいなので素敵な冒険になりそうな予感です。


今度はいつ、旅に出られるかなぁ。
ではでは〜(ᐢ⌔ᐢ)ノ゙

あ、前編のURLも貼っておきます(`・ω・)つ
hatenshiryoaim40.hatenablog.com