それでもやっぱり田舎が好き。

都会で生活してるけど、やっぱり山がみたい川が見たい。喧噪を忘れ、「落ち着き」を求めて。時には旅を。時には本を。

🌏#34 群馬県南牧村 〜高齢化日本一の村で新年を飾る~

今回の旅先は
群馬県南牧村


新年1発目の旅は、日本一高齢化が進んだ南牧村から始めましょう!
南牧村の立地は、多くの人が知っている埼玉県の秩父から少し北と言えばわかりやすいのではないでしょうか。
したがってこの時期もそんなに雪は降らないようです。


ちなみに南牧村“なんもくむら”と読みます。
長野県には同じ漢字の南牧村という村がありますが、こちらは“みなみまきむら”と読みます。


今回の南牧村旅では

  • 秘境に静かに佇む大規模なお寺 黒瀧山不動寺
  • 温かな蕎麦はお正月バージョン 道の駅オアシス なんもく
  • 細すぎる渓谷 蝉の渓谷

をソロで巡ってきました。(2019/1/4)








今回の旅の目的

南牧村を訪れること
ちょうど一年前くらいの記事で南牧村に行きたいという記事を書いたのですが、ようやく行くことにしました!
滝がたくさんあるところらしいので、滝を巡りたいですね〜(と最初は思っていた...)


いざ旅へ!

黒瀧山不動寺


南牧村のお寺と言えば...というお寺です。
なにやら車が一台しか通れないような山道を進んだ先にあるとのことで不安ばかりですが、秘境のような場所と聞いてこれは行かなくては! と決意を固めたのでした。


ちなみに、車が1台しか通れないような道を通らなくてはならない時間は10分もなかったので、その間、「対向車きませんように...!」と心から祈りましょう。


道が3箇所くらい凍結している箇所があったので、もう怖いので第1駐車場は諦め、第2駐車場に停めました。
📷第2駐車場

雪がうっすら積もっていましたが、今日ここで始めて雪が積もっているのを見たくらい、南牧村は雪は降っていませんでした。
基本的に南牧村は雪が降らないようなので、僕はこの村を訪れたんです。


さあ、お寺は上なので登りましょう。



📷黒瀧山不動寺登拝口(第1駐車場)

ここまで登るのに疲れたのに400m登るんかい...


でもよくみると、歩くのが困難な人は車で登っていいようです。
ちなみに、車で登った場合停められるのは4台くらいかなと感じました。



📷ゴツゴツな岩肌

登っているとこんな勇ましい岩肌が...!


📷鐘楼

やっと着いた!
これですよ!僕がネットでみたのは...!


いい景色だな〜


なんと このお寺の鐘は自由に突いていいんです!
この日は1月4日鐘を突いて新年をめでたく飾りましょう!


📷鐘を突く

ゴオオオォォォーーーーーーーンーーーーーーーーーーーーーー
うは。これはなんて厳かな響だろう。


“ンーーーーーーーーーーーーーー”
というのは何なのかというと、本当に余韻が全然消えないのです。


📷黒瀧山不動寺境内案内図

なにこの案内図...! デザインがワクワクしますね!


まずは

📷山門


この山門の中には文字通り木魚がありました。

📷木魚

ここまで魚な木魚は初めてみました。
どれ、叩いてみると...


一般的な木魚のような、「ポンっ!」
という音ではなく、表現が難しいですが
この山門の木魚「ボン」
という感じの音でしたね。


📷不動堂


📷本堂

本堂はこれ以上 下がるとそこは崖なので、引きの画が撮れなかったんです。


📷開山堂





📷灯篭

この灯篭の面白いのは、上部を支えているのが人(神の子?)であり、それぞれ表情が違うということ。
この写真の角度から見える人は苦しそうに支えていますが、この裏の人は余裕の表情で支えているんです。


これを見てふと思い出したのが、
小学校の時の卒業までの日数のカウントダウンカレンダー。


1人が1日分を担当し、A4の紙に数字をデザインして書くのですが、僕はたしか「残り27日」
この手の企画が好きだった僕は、かなり気合いを入れて描き、立体的な「27」という数字を人が重たそうに支えているというデザインにしたのですが、小6のわりにはかなりうまく描けたんです。


ですが僕は別に絵がうまい人として認識されていたわけでもないので、みんなに「親に手伝ってもらったんだ」と言われ、誰も僕が描いたのだと信じてくれないという悲しい出来事がありましたね〜。そういえば。


はい。どうでもいいですね。



📷開山堂の裏には祠が

僕はRPGをする時は、村をくまなく探索してからストーリーを進めるタイプなのですが、
このお寺はまさにRPGの村のようで、裏手に回ってみると祠をみつけました。
ちょっぴり気持ちが高揚しました。


帰りは行きとは違う小道のルートを進んでいると

📷竜神の滝と不動明王

不動明王は燃え盛る炎を背から放っていますが、竜神の滝からしたたる水と周りに生える氷という構図がなんとも滑稽でした。


道の駅オアシス なんもく

http://www.nanmoku.ne.jp/uploads/fckeditor/uid000010_201407251152131fb0d9ef.jpg
http://www.nanmoku.ne.jp/modules/oasis/index.php?content_id=4より

南牧村の道の駅です。パンフレットとか取り揃えてあるので旅のベース基地としました。



お昼ご飯を食べるために寄りました。

📷きのこと肉のかけそば 650円

だて巻きが乗っているじゃないですか!余計に美味しそうにみえますね!


さっそく頂くと、体が芯から温まる〜
肉もそこそこ入っていて美味しい😋


厨房のおっちゃんにだて巻きについて聞いてみると、お正月だから乗せてくれたそうです。
素敵なサービスですね!



ところで南牧村で有名なグルメといえば、炭ラーメン
千歳屋というお店で頂くことができます。

📷炭ラーメンの千歳屋 外観
f:id:HatensHiryoaim40:20190122190922j:plain

よく読ませていただいているブロガーのなりりん (id:nobuburi) さんのブログで紹介されていたことから知り 行ってみたのですが、この日はなんと貸切でした。
せっかく行ったのに残念...


どんな味がするのか一度食べてみたいですね...!
www.narisuba.com


蝉の渓谷


「まーた渓谷かよ。こいつはすぐ渓谷に行くな」といった感じでしょうか(笑)


この渓谷は割と小規模な渓谷で、あまりの岩壁の狭さが魅力のようです。


📷蝉の渓谷

とっても狭いですね!


でも気になったのが、渓谷を流れる水の透明度!
僕が今まで見てきた渓谷は水が緑色だったのですが、ここは無色に近かったです。

📷吾妻峡(群馬県)の水と蝉の渓谷の水


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ところで...
寒い!!!


唐突ですが、
マジで寒かった。


当初 行こうとしていた滝めぐりになんてもう行けない。


というわけで今回の南牧村旅、ここで終わりにします。
ダーメだ 寒くって。



南牧村旅 おわり


まとめ

  • 黒瀧山不動寺は秘境のような場所にありながらも立派なお寺だった
  • 鐘を突けたので新年の幕開けにふさわしい体験ができた
  • 道の駅オアシス なんもくの食堂でも素敵なお正月サービスをしてもらえた
  • 蝉の渓谷の水は無色に近かった
  • クソ寒かった

という感じでした!


いままでこんなに雑に旅が終わったことがあっただろうか(笑)
温かくなったら、どこかの帰りがけに滝めぐりのリベンジをしてみてもいいかもしれませんね!


今度はいつ、旅に出られるかなぁ。
ではでは〜(ᐢ⌔ᐢ)ノ゙