それでもやっぱり田舎が好き。

都会で生活してるけど、やっぱり山がみたい川が見たい。喧噪を忘れ、「落ち着き」を求めて。時には旅を。時には本を。

🌏#17 群馬県東吾妻 〜本格登山と吾妻峡リベンジ~

今回の旅先は
群馬県東吾妻(ひがしあがつま)

久しぶりの群馬旅。
懐かしいなぁ...。

ということで、久しぶりを記念して(?)、前に行ったことのある吾妻峡に行くことにしました。
なぜかというと、前に吾妻峡に行った時は通行止めで吾妻峡が見られなかったのです😔↓
🌏#5 群馬県吾妻 〜だれもいない初冬を歩く〜 - それでもやっぱり田舎が好き。



東吾妻(ひがしあがつま)は群馬県の北西部に位置し、峡谷美で有名な吾妻峡を有する町です。


今回はそんな東吾妻で

  • あの浅間山を隠して見えなくしてしまうことから名がついた浅間隠山
  • 上毛かるたの読み札にもなっている吾妻峡
  • 心安らぐ道の駅 あがつま峡
  • 榛名湖の水が湧き出てるとの伝説がある箱島湧水

をソロで巡ってきました。(2018/4/30)



今回の旅の本命目的地

吾妻峡
冬の通行止めのリベンジなるか?


いざ旅へ!

浅間隠山

買ったばかりのシングルバーナーとクッカーを試したいがために、 浅間隠山という山に登山に行ってきました。
これについては、以前記事にしましたので、リンクを貼っつけて、写真ダイジェストで済まさせていただきます。
(。>ㅅ<。)💦sorry…
hatenshiryoaim40.hatenablog.com
僕のブログ史上、最後いい話で一番素敵にまとめられたので是非是非読んでみてくださいね!

📷浅間隠山 写真ダイジェスト





緑がまだ生える前の山だったので、冬の雰囲気が残っている山でした。
ですが、頂上からの景色は圧倒されました。

これがこの日の僕の初めての訪問場所だったので、そこで登山をしたものですから、クタクタに。
残りの旅が本当に大変でした。


吾妻峡

帰ってきました吾妻峡!
今回は猿橋に猿はいないな?
📷猿橋

では、行けなかった橋を渡って左側の道へ!
📷未知の道

こんな道が割と続いたので、もしや遊歩道ってこれでおしまいなのか?と思いきや、ちゃんとありました。下に降りられる道が!
📷下に降りられる道

3分くらい歩くと...

📷鹿飛橋

渓谷を見下ろしてみると...
📷吾妻峡

うはー。
水がなんて色をしているんだ!
鉛色ですかね?

美しい緑の映えた狭い岩の壁の間を縫うように流れる水。
確かにこの渓谷は、いや峡谷は圧巻です。
でもちょっと遠いかな...。
もうちょっと近くでみたいかも。

きっとこの先に渓谷にお近づきになれる場所があるはずだ!(フリ)

進みましょう!

さて、その後、看板にも書いてある通り軽登山のような道が始まりました。
浅間隠山で登山してきたのにまた同じような道が...!
つらい...

けど、浅間隠山と違って小川があったり、新緑で賑わっていて気持ちのいい道でした。🍃
📷吾妻峡遊歩道


ここまで歩き続けて思ったのですが、
全然 川が見えない!
なぜ?川をみるための遊歩道じゃないの??

見えても遠くにこんな感じでみえるくらいなのです。
📷遠くに見えるメーンの川

そうか...。
「峡谷」って川で浸食された深い谷のことを指すのであって、川はその一部なだけなのか。

そういう意味ではこの遊歩道は趣旨を間違ってはいないのかもしれないですね。


さて、ようやく最終地点の見晴らし台にまできました!
📷見晴らし台

ここならさぞかし素敵な川が見られることでしょう!ここまでの疲れが吹き飛ぶような!!
楽しみですね!!!

ん?何やら工事みたいな音が聞こえてきますが...
📷見晴らし台からの景色

ダム建設中

まじかよ!
ダムの建設を見晴らせる台だったのか(笑)

正確には❝今は❞の話ですが。

そう、ここは何年も前にニュースでも話題になった八ッ場ダムの建設現場だったのです。
ここにできるのか。八ッ場ダム

よし! ………帰ろか。


というわけで、帰り道、楽しそうに見晴らし台を目指す家族連れを横目にぴょんぴょんと道を進むのでした。
結果、僕の見たかった川が一番よく見られたのは、冒頭の鹿飛橋でした。


きっとダム好きな方にはたまらない場所ですよ!


道の駅 あがつま峡

ここは、僕の一番好きな道の駅です。
コスパの良すぎる軽食を、心落ち着く休憩コーナーでいただくのがなんとも言えない至福!
以前の吾妻の旅でここに来た時に大好きになりました。

前回は肉じゃがコロッケを食べたので、今回はがっつりとタコ焼きを食べました!
📷タコ焼き(揚げたて)

うっま!!
銀だこ の次に美味しいかも!(笑)

お値段これで確か300円か350円!
コスパやっぱりすごいな~!


ちなみに前回も書いた気がしますが
ここは食堂の中のテーブルなのですが、
「休憩所としてもお気軽にご利用ください」
的なことが書いてあり、セルフサービスのお茶や水もあるのです。

「なにか食堂で買わなきゃ申し訳ないな」という気持ちにならずとも悠々と休憩ができるわけです。
そしてBGMが僕好み(笑)

やっぱりここは一番好きな道の駅だな~
あとで特集組もう(笑)


さて、道の駅でゆっくりした後は、
そんなに疲れずとも楽しめそうな湧き水を見に行きます。


箱島湧水

箱島湧水とは
「箱島不動堂の大杉」と言われる杉の木の根元から毎日約3万トンの水が湧き出している。
榛名湖と箱島湧水がつながっているとの伝説がある。
「日本名水百選」にも選ばれている。


正直100選だとあまりありがたみを感じないのが正直なところです(笑)
ですが毎日約3万トンは凄すぎないですか!?


まず、駐車場に車を止めて見た景色が良かったです。
📷駐車場からの景色

日の暮れ始めた山景色がなんとも もの寂し気ですね。

駐車場から150mくらい歩くとなにやら水がドバドバと。
📷水がドバドバ

どうやらこれは湧き水の源ではなさそうなのでもう少し進むとありました。

📷箱島湧水


あれ、写真きれいじゃないですね...。

📷箱島不動堂の大杉

📷水汲み場

現地の方も汲みにくるらしいです。

とにかくものすごい量の水が湧き出ていました。
初めてこんなすごい湧き水を見ました!

ここで、箱島湧水の伝説はというと...

箱島湧水の伝説
① 円光上人さんの母は、とある人物に追われていた
② 円光上人さんの元に円光上人さんの母が訪れて よもやま話をした
③ 円光上人さんはお母さんが追われている身だと知らなかった(伝説とは直接関係ないけどやるせない)
④ 息子と話せた母は、思い残すことはないと榛名湖で果てた
⑤ その後、榛名湖には大蛇が棲むという話が
⑥ その大蛇はきっと円光上人さん母の化身だと思い、供養のため榛名湖に母の位牌を流した
⑦ すると、その位牌が箱島湧水からでてきた

その位牌は、今も箱島不動尊に納められているそうです。
その事実があるとすると、この伝説は実話なんですかね。

📷箱島不動尊のお堂

夕方にいったことと、先の伝説を知ったことでちょっと怖かったです。


話はうって変わって、この付近にはホタルがでるそうですよ!
ぜひ誰かと一緒に見に行きたいですね!


まとめ

  • 初めての本格登山でつらかったけど、頂上での雄大な景色とおばちゃんとの話で心が洗われるようだった
  • 吾妻峡はそんなに川が見られない
  • 道の駅 あがつま峡はやっぱり落ち着く
  • 箱島湧水の湧き出る水の量がハンパなかった

という感じでした!

なかなかハードな旅だったので、今度はゆっくりできる旅にしたいなと思います!


今度はいつ、旅に出られるかなぁ。
ではでは〜(ᐢ⌔ᐢ)ノ゙