それでもやっぱり田舎が好き。

都会で生活してるけど、やっぱり山がみたい川が見たい。喧噪を忘れ、「落ち着き」を求めて。時には旅を。時には本を。

スノーシューツアー 〜みなかみ 冬の森の秘密〜

アウトライン

僕がどうしてもこの冬 行きたかったスノーシューツアー」
念願叶って行くことができました❄✨


普段は基本的に一人で自然を旅することが多い僕ですが、自然の中でのアクティビティにも ものすごい興味があります!

というわけで、今回から
カテゴリー「アウトドア」として体験を記事にしていきます!
調べてみると、夏はキャニオニング、ラフティング、トレッキング。冬はスノーシューエアボードなどなど、楽しそうなアクティビティが盛り沢山です!

今回は「アウトドア」第1回目 スノーシューツアー」です。

🎿スノーシューツアーとは?

スノーシューという専用靴を履いて、雪が降り積もった山や川を歩き、自然を楽しむツアーです。

プロのガイドさんが森の説明をして下さったり、指導のもと 斜面を滑ったりなど、楽しみながら知識も得られるという自然好きにはたまらないツアーですね!

今回は 僕と友人と他のお客さんもいました。
ツアーだからこそ、気兼ねなくいろんな方とお話できるのも魅力ですね✨


ちなみにスノーシューってなんなのか行くまで分かりませんでした。
これです。
📷スノーシュー

スキーみたいに、靴に取り付けます。
ですが、裏は金属の歯が付いていたりと、滑らない構造になっています。

これによって、足場の悪い雪山を安全に進むことができるわけですね。


自然とは、環境の変化がつきものです。
たとえば、晴れの日、雪の日で、行けるところ行けないところが違ってきます。
僕が参加したスノーシューツアーは、天候や状態の変化に合わせて内容を変更してくれるそうで、どんな状態の時でもそれに準じた楽しみ方ができそうですね!


⌚場所・時間・料金

場所 : 群馬県みなかみ町
時間 : 約2時間程度
料金 : 4500円(税込)(スノーシュー・ストック・スノーシューズ込)

スキーウェアやゴーグル、手袋、ニット帽は持参する必要がありました!
もちろん有料でレンタルできますが。


いざアクティビティへ!

ベースに付いたので、雪山写真をパシャリ
📷雪山
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初めに、スノーシューの履き方講座です。
僕、思うのですが、こういう足と板を取り付けるベルトっていろんなタイプがあるので、マニアがいてもおかしくないんじゃないかな🤔
今回のタイプは初めてで、あぁ、なるほどなぁと とても興味深かったです(笑)
📷みんなでスノーシュー取り付けましたの画

すると犬がワンワンワンワンとやってきました。
人懐っこく、スノーシューツアーに付いてきてくれることもあるそうです。
今回は付いてきてくれなかった...🐶
気分次第なのかな🐶💭
(写真撮り忘れました🙃)


さあ、みんな取り付け終わって いざ出発です―

スノーシューは想像より本当に動きやすい!物凄い安定感ですよ😙


📷雪の林道
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📷雪原と川
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\( 'ω')/ウオオオアアーーッ!!!
これですこれです!
求めていたのは...!

楽しぃ...。顔がニヤつきます。
友人に何度も、「なんで笑ってんの?」って聞かれましたが、今 記事を書いていてわかりました。
ずーっと行きたかった景色を目の前にしたからだったんですね😆


📷雪に埋もれた看板
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大体1.5mくらい積もってるらしいですよ⛄


どんどん進んでいくと...
📷枝のデザインが顔に見える木(名前 : サワグルミ)
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ちょっと意味が分からなかったのですが、点々が目、丸い形が輪郭みたいで顔に見えるよねっ☆
ってことみたいです(笑)
よく見ると 眠っているように見えるやつとかありますよねっ☆


📷ツリーホール
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木の温度は0℃にならないことから、こういう穴ができちゃうわけですね。
これ、危険なものらしいですよ🤕

写真を撮ろうとすると、友人がイタズラでストックで崩し始めやがりました😕
美しいホールが...🙀


📷とちの実
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よく聞く とちの実とはこれのことだったんですね!

触ってみると…
ベタベタ…😨

手についたベタベタはなかなかとれませんでした。
仕方ないので雪でゴシゴシ。


📷クマ棚(引き)
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写真中央に枝みたいなのが変に密集しているところがあるのが分かるでしょうか?

あれは「クマ棚」というそうです。

寄ってみるとこんな感じ。
📷クマ棚(寄り)
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💡クマ棚とは

  1. クマさんが、きのみなんかを食べに木登りをする。
  2. クマさんは、あの枝が密集したところで落ち着く。(この時点では枝は密集していない)
  3. クマさんがきのみの付いた枝を折って、きのみを食べる。
  4. 用済みの枝を側に捨てる。
  5. 何個も捨てると枝が密集

→クマ棚完成!

これを聞いて僕は焼き鳥みたいなもんだなと思いました。
焼き鳥を食べては、用済みの櫛を捨てていきますよね!


それにしても、あんな高い、幹というか枝の細そうなところによく腰を下ろしましたね。🐻
体重の重さで折れて落ちたりしないんでしょうか(笑)

ちゃんとクマ🐻が上った証拠である「爪痕」も見せて貰いました。
📷熊が木に登った爪痕

ちょっとわかりにくいですが、普通に木が育ったのではできないような、斜めの線がありますよね!

📷ドライフラワーみたいになった花
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これはおそらくアジサイだそうです。

📷雪上の虫
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名前は忘れちゃいましたが、この虫は、川の上流に向かって進んでいるそうです!
なんで上流が分かるんですかね...。

自然って不思議です🤔


さて、森の秘密をたくさん教えてもらったところで、アクティビティです!
📷天然の滑り台
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こちらを下ります!
まさに公園の滑り台の要領で。

でも この滑り台、途中に大きなくぼみがあって、オフッ🤪ってなりました(笑)

この天然の滑り台、怖い人は短い滑り台もありますし、別に滑らなくてもいいのでご安心を!


さて、冒険を終えた僕たちは、休憩です。
この大雪原で!!!
📷山間の大雪原1
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📷山間の大雪原2
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美しいですね~
心が癒されます😌

ここで、ガイドさんが参加者のグループごとに写真を撮ってくださいました。
あとは、こんな大雪原にきたら、仰向けに寝るしか!

雪をぶつけあったりもしました⛄


休憩が終わったら、行きとは別ルートで帰ります。
そんな帰り道のお気に入りの一枚がこちら
📷森の日向と日影のコントラスト
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なんだか ちょっぴりファンタジックで、個人的に来ていたら おそらくここで長居していたでしょうね。
引き込まれる空間でした!


ガイドさんが帰り道に大きな雪玉を川に向かって転がしたり、つららを手に取ってみたり、楽しい仕掛け満載で、無事 基地についてスノーシューツアーは終了です。
楽しかった😁


まとめ

僕の大好きな自然観察、そして冒険。
その2つが見事に融合した、大満足のツアーでした!

友人も、「スキースノボーもいいけど こういうのも面白いね!」
と言っていました。
「どこでこんなん見つけてくるの」
とも言われましたが、確かに(笑)

僕は「八月の六日間」という本で、主人公が雪山を歩くツアーに参加していたことから こういうツアーの存在を知って 調べてみたことがきっかけです。
「八月の六日間」については以前の記事で紹介したのでよかったら
(`・ω・)つ📚#2 八月の六日間(北村 薫) - それでもやっぱり田舎が好き。


今回は半日でしたが、一日コースもあったので、今度はこちらにも参加したいなぁ😃


今度はいつ、冒険に出られるかなぁ。
ではでは〜 (* ^ー゜)ゞ