📚#2 八月の六日間(北村 薫)
🌟きっかけ
- 作者: 北村薫,謡口早苗,大武尚貴
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
- 発売日: 2014/05/29
- メディア: 単行本
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表紙のとおり、登山のお話です。
よく行くカフェの中の本屋さんのフリマイベントで100円で手に入れたやつです。
読書ビギナーな僕は帯にすぐに惹かれてしまいます(笑)
帯には
「元気をもらえる小説NO.1!」
と書いてあったし、何より登山のお話なら自然の中にいる感覚になれるんじゃないかと思いまして!
📖お話アウトライン
30代後半の本の編集者の女性が、登山する話。
仕事やプライベートで自分を取り巻く環境が変化するなか、山と向き合い、そこでの出会いなどを通して自分を見つめるというようなお話でした。
📙感想
僕は登山をしたことがありませんでした。それゆえ、内容が入ってこないことも多々ありましたが、登山とはこんなに大変なものなのかと思い、そのうち登山しようという想いが揺らぎました。
この小説で初めて知った言葉。
それは「ヒュッテ」
山小屋という意味だそうです。
一般常識なのかな?(笑)
とにかくゼロだった登山の知識がつきましたね。
また、主人公は登山の中でたくさんの人と出会いますが、それにすごく憧れますね^^
僕も一人旅の中で、少し冒険心がくすぐられるような場所に行ったりすると、その場のテンションのせいか、知らない人に話かける勇気が少しでてくることがあります。これが登山ともなれば、険しい道中やヒュッテで一緒の部屋になったりする中で一期一会の素敵な出会いがありそうですね✨
あくまで一期一会でいいかなと思いますが。
主人公は、ヒュッテで仲良くなった人と一緒に並んで登山をするということは基本的にはしていませんでした。相手のペースに合わせたりだとか、合わせてもらったりだとか、そういうのの大変さなのかなと思いました。
なにせ舞台は山ですから、それが危険になることもあるんでしょう。でも、逆も然りですよね。
僕がこの本を読んでいて登山が怖くなったのは、「1人で山を登る」ということです。主人公は1人で山に登っていますが、体調が悪くなったり、悪路に直面している様子を読んでいると、これ実際になったらどうしようと思いました。
僕は自然大好きですから、登山では、普段記事にしているような旅では味わえないほど雄大な景色に出会えるのだろうと思うとわくわくします。
ですが、行くなら誰かと2人がいいと思いました。
1人じゃ怖いし、5人とかだとそれぞれのペースに引っ張られてがちゃがちゃしそうな気がします。
まずは超初心者用の山とかからですね♪
でも登山したい人とか周りにいるのかな...。
登山よりも僕がこの本で惹かれたのは、主人公が2月に行った雪山を散策するやつです。
雪山トレッキングっていうのかな?
22にもなって、外で遊びまわるほど雪大好きでして、静かな雪山で銀世界を旅するなんて楽しそうすぎて直近でやりたいことの1つになりました!⛄
さて、前回今回とかなり現実的な世界観の内容の本を読んだので、今度は少し遊んだような内容の本を読んでみようと思います^^
本を通して素敵な世界に行けますように🌠
ではでは〜(ᐢ⌔ᐢ)ノ゙