それでもやっぱり田舎が好き。

都会で生活してるけど、やっぱり山がみたい川が見たい。喧噪を忘れ、「落ち着き」を求めて。時には旅を。時には本を。

🌏#73 山形県蔵王後編 〜異世界交わる温泉冒険記~

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今回の旅先も
山形県蔵王

山形県山形市にある蔵王温泉は日本全国にその名を馳せる有名温泉地。
絶景スポットも随所にあり、楽しみ方は温泉だけにとどまらない。


今回も、蔵王で温泉と食事と絶景を満喫してきた。
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2021/07/17 パーティ:1人


今回の旅の目的

ドッコ沼とジンギスカン
前日に宮城の蔵王と山形の蔵王温泉を満喫したその続き。
昨日食べられなかったジンギスカンを食べるのはもちろんのこと、絶景と密かに謳われる「ドッコ沼」という沼を見に行くのが第一目的である。
その沼は、どうやらロープウェーを使っていける場所らしいので、まずはロープウェーに乗ることに。

タカミヤヴィレッジホテル樹林(朝)

温泉(あすなろの湯)

起きたらまず温泉だ。
3つある浴場のうち、昨日まだ行っていない最後の1つ、あすなろの湯へ。
📷あすなろの湯1 f:id:HatensHiryoaim40:20210926130821j:plain おおー!
これは蔵王温泉の硫黄泉とうって変わって無色透明でクリアな輝き!
このお湯は地下水を汲み上げているアルカリ性の人工泉だそう。

ちなみに今朝も貸切だ。
なぜか誰もこない。

📷あすなろの湯2 f:id:HatensHiryoaim40:20210926131115j:plain 蔵王温泉の酸性のお湯に刺激をうけたら、アルカリ性のこのお湯に浸かって中和すると。

まあよくできてるホテルだ。
全く違う泉質を楽しめるなんて。

にしても、日焼けが痛いぜ。
一人だからうあぁぁ!と悲鳴も我慢せずあげられる。
貸切最高。


あすなろの湯は露天がないので、体を冷やすには、シャワーで冷水を浴びる。
今年僕が編み出した、夏の温泉の楽しみ方だ。

夏は温泉は暑いから行きたくないという人もいるが、シャワーの温度をお湯と水の境目ぐらいの位置に回して、浴びるとこれが気持ち良い。


さて。
あすなろの湯を堪能したら朝食へ。


朝食

f:id:HatensHiryoaim40:20210926131725j:plain 朝食は小鉢パラダイスだ。
いろんなものがちょっとずつ食べられる。
多すぎず、少なすぎずのちょうど良い量。

僕のホテルの朝食の楽しみは、やっぱり「無限オレンジジュース」
ホテルの朝食によくあるピッチャーに入った、多分果汁100%の本物のオレンジジュースだ。
酒よりオレンジジュースが好きな僕にとってこれは最高のおもてなしだ。

といっても、飲む前は10杯くらい飲んでやろうと思っているのに、いざ飲むと4杯が限界。
次はもっと飲んでやるからな。


にしても、朝食会場から見える庭の景色が素晴らしい。
また見に行ってみよう。

f:id:HatensHiryoaim40:20210926132528j:plain よく晴れて、緑の削れた正面の山が美しい。
また足水に入りながら、景色を鑑賞。
ほんと、ここ大好きな景色だな。

もうこの宿を発たなければならない時間が迫ってきている。

最後にもうひと風呂あびるぞ!

温泉(やすら木の湯)

f:id:HatensHiryoaim40:20210926133030j:plain 温泉で濡れた足場の木と、温泉の水色、そして奥の緑がなんて素晴らしい色彩空間なんだろう。
ちょっぴり肌寒いのが、温泉をさらに癒しの境地へ誘ってくれる。

📷洗い場 f:id:HatensHiryoaim40:20210926132858j:plain 濡れた木が美しい!

今回、この宿では温泉で誰とも遭遇しなかった。
もう3つの温泉が全部自分のもののように感じられる。

というか、だいたい経験上、宿の温泉て基本的に人が少ないのだが、他の宿泊者たちは温泉に入らないのだろうか。
ま、やることもいっぱいあるしな😏

僕はこのあと、硫黄泉の匂い落としの意味もこめて、アルカリ性のあすなろの湯にもう一度浸かった。
今回、僕がこの宿で温泉に入った回数は、6回だ。

うん。

異常だ。

自分でもわかる。
価値観は麻痺しちゃいない


宿泊の最後の楽しみといったら、チェックインまでの時間、ベッドで寝ることだ。
温泉に入りすぎて大体いつも疲れているので(?)この20分ほどの睡眠は最高の寝心地である。


さて、いよいよこの宿ともお別れの時。
いい宿だったよ。
昨日のバスの運転手のじっちゃんにはもう会えなかったけど、それも一期一会というやつなんだろう。


さようなら、ありがとう。タカミヤヴィレッジホテル樹林。


蔵王中央ロープウェイ

f:id:HatensHiryoaim40:20210926182807j:plain 蔵王には大きく2つのロープウェイが存在する。 1つは樹氷の景色が有名な「蔵王ロープウェイ」で、今回僕が乗ったのはそれとは異なる「蔵王中央ロープウェイ」。
非常に分かりづらい。

今回乗った蔵王中央ロープウェイからは、目的地の「ドッコ沼」に歩いてアクセスできる。

ロープウェイの昭和感の溢れるアナウンスを聞いていると、どんどんと街がミニチュアになっていく。
📷ミニチュア化する蔵王温泉f:id:HatensHiryoaim40:20210926182115j:plain 街にいるときは気づかなかったけど、結構森に囲まれてるのな。

約8分の空中散歩を終えて終点の鳥兜山にたどり着いた。


鳥兜山

f:id:HatensHiryoaim40:20210926183252j:plain 山頂に徒歩1分で行けるので、行ってみた。
パノラマビューが広がっているのだが…
📷鳥兜山山頂からのパノラマビュー f:id:HatensHiryoaim40:20210926183410j:plain 景色が霞んでいるではないか!
でも、さっき泊まっていた宿が見える。
改めて、あの緑が削れている山いいな。


ここからお天気は下り坂になっていく。


さて。
目的地のドッコ沼はここから下山をする形になる。
📷目的地は眼下に f:id:HatensHiryoaim40:20210926184906j:plain あの三角の家の左側にドッコ沼はあるのだ。

📷ドッコ沼への道のり1 f:id:HatensHiryoaim40:20210926185029j:plain いい景色だ。
この蔵王中央高原はかなり広域になっていて、トレッキングが楽しめるのだが、今回は全てを満喫している暇はない。
お目当てのジンギスカンは3時閉店だ。残された時間は2時間もないのだ。
2泊3日で訪れたなら、この高原も満遍なく回れるかもしれないな。

📷ドッコ沼への道のり2 f:id:HatensHiryoaim40:20210926185414j:plain ここは冬はゲレンデなのだろうか。

たくさんの小さな花たちが風に揺れるのを横目に下ると、高原らしいちょい映えスポットが。

📷ちょい映えスポット f:id:HatensHiryoaim40:20210926185619j:plain ピクニックがでもしたくなるロケーションだ。

ここからドッコ沼は目と鼻の先。
いよいよドッコ沼へ。


ドッコ沼

f:id:HatensHiryoaim40:20210926185857j:plain 森の中からの沼ビューがなんとも幻想的な沼だ。
ちなみに名前は、その昔、法師が独鈷(どっこ)という煩悩を払う道具を投げ入れたことから由来する。

📷ドッコ沼の水面 f:id:HatensHiryoaim40:20210926190428j:plain まるで妖精でも住んでいそうな美しさ。
水面に景色が反射している。
ほぼ凪だ。

でも、この沼の美しさは、やっぱり森の中からの沼ビューだ。
📷森の中からの沼ビュー f:id:HatensHiryoaim40:20210926191003j:plain この時の天気は曇りだが、日がさしたらもっと幻想的な景色だろう。
しばらくベンチに座って、景色を楽しんだ。


さて、僕がずーっと気になっているものが一つ。

それは、さっき下山前に見た三角形の家だ。

どうやらそれは山小屋で、カフェも運営しているらしい。
このあとジンギスカンを食べるので、あまりがっつりは食べられないが、とりあえず行ってみよう。


forest inn SANGORO

f:id:HatensHiryoaim40:20210926191518j:plain 通称「三五郎小屋」

始めに言ってしまえば、ここは僕が人生で一番好きな「空間」の飲食店となった場所だ。

まず、この三角形の建物に近づこうものなら、雰囲気最高なサックスBGMが流れてくる🎷


そして入口がこれだ。
📷入口 f:id:HatensHiryoaim40:20210926192108j:plain こ、これは…!
ファファファファンタジーの世界だ…!

ニヤニヤが止まらなくなる。

さあ!中に入ってみよう!

📷エントランス f:id:HatensHiryoaim40:20210927210133j:plain こ、これは…。

📷客席 f:id:HatensHiryoaim40:20210927210216j:plain な、な、なんということだ。

これは、めっちゃ雰囲気のある、そう。
冒険者ギルドではないかー!!!

この暖かくて薄暗い光の加減。
長いカウンター。

ここはもはや日本ではない。

ヨーロッパか、はたまた異世界だ。

はぁ。
最高だ。
しかも中は、外観で流れていたサックスミュージックが流れている。


と、とりあえず、座る席は自由らしい。


おっと。
ここ。
ここがいい!

📷暖炉 f:id:HatensHiryoaim40:20210927210312j:plain なんだこれは。
夏なのに本物の薪が燃えているではないか。

あっついのに雰囲気のためなのか?
素晴らしい。
素晴らしすぎる!

なんだか不滅のあなたへのフシとなる少年が暮らしていた家感がある。


ちょっと座ってみた。
だめだ。
やっぱ暑い(笑)
雰囲気は最高だがやめておこう。

📷ココに決めた! f:id:HatensHiryoaim40:20210927211045j:plain 窓が空いているので、涼しいし、ここにしよう。

ギルドの受付嬢のお姉さんが水をもってきてくれた。

えー何食べようかな。
美味そうなものいっぱいあるんだけど、このあとすぐにジンギスカンを食べるんだよな。

ここは食事は我慢して、飲み物だけにしよう。
📷アイスキャラメルラテ f:id:HatensHiryoaim40:20210927211600j:plain なあ。
オシャレすぎんだろ。

これは女子受け抜群なのではないか?

そして、この席から見えたのは、チカチカと不定期的に消えたり付いたりするライトだ。
え、なにあれ雰囲気ありすぎなんだけど、わざと?それとも電球切れ?

わざとであったら嬉しいな。
なんか、ディズニーシーのアトラクション「インディ・ジョーンズ クリスタルスカルの魔宮」感があんだよな。


肝心の味は、甘くて美味しかったという記憶はあるが、飲んでいる時僕は味どころではなかった。
冒険者ギルドの中にいるということを噛み締めて、ギルド内を見渡し、目に焼き付けていたのだ。

滅多にこられるところじゃない。
しっかりと目に焼き付けねば。

飲み終わってトイレにも行ってみたが、トイレもオシャレで、かつ温水洗浄付きで機能的。

そして三五郎小屋のオリジナルグッズなどが売っている物販コーナーも。

とりあえず、みられるところは全部見た。

最後にお会計を済ませ、ギルドのお姉さんに暖炉の写真を撮っていいか聞いた。
上の写真だ。

お姉さんは快くOK。
ありがとうございます。

こんな素晴らしいところがあるとは思わなかった。

ここは山小屋なので泊まれる。
今度はここで泊まったら、それこそ冒険者になれるのではないか。
翌日は、ザオウコウゲンを駆け回って旅をするのだ。

…と、気づけば終始妄想しっぱなしの三五郎小屋なのであった。


ちなみに、この三五郎小屋まではロープウェイを使わなくても車で来られるようだ。
つまりドッコ沼もロープウェイを使わずとも車でこられるんじゃないか。

これはまんまと引っかかった。
ロープウェイの情報を見てたら、ロープウェイでしか行けないような印象を受けたのだ。
まあ、景色綺麗だったからいいよな。


さて、次はお待ちかねのジンギスカンを食しに行く。
再びゲレンデを登るのはしんどいが、ジンギスカンのためならば頑張るぞ!


ろばた

f:id:HatensHiryoaim40:20210927213422j:plain 宿泊もできるお食事処。
ジンギスカンが専ら有名で、蔵王ジンギスカンといったらここは名が上がるだろう。

ちなみに諸説あるが、ジンギスカンを焼いて食べるのはこの蔵王温泉がルーツと言われているらしい。
すっかり北海道だと思ってた。

お店の外に足湯があるが、入らない。

なぜなら、今日はクッソ熱いからだ。
汗がとまらん。

昨日ここに来て駐車場が少ないことを知った僕は、ここまで5分ほど歩いて来たのだが、ポタポタと垂れる汗がアスファルトに水玉を作るほどにクソ暑い。

入店すると、掘りごたつ式のお座敷に通された。

一人でこの空間はなかなか贅沢である。

だが、あっつい!
エアコンがあまり効いていないのだろうか。
それか僕が歩いたせいで、全然熱が引かない。

頼むものは決まっていたので、すぱっと注文。
📷ジンギスカンセット f:id:HatensHiryoaim40:20210927214452j:plain これこれ!
求めていたのはこれだ!
美味そう…!

よし。
まずは牛脂?羊脂?を鉄板に塗ってと
ん?うまく塗れないな?

そういえばメニューにやり方が書いてあった。

📷脂はこうする f:id:HatensHiryoaim40:20210927214954j:plain この鋳物の形の意味が納得だ。
脂が頂上で溶けて流れていく。
なるほどなるほど。

そして肝心の具材はこう配置。
📷具材の配置 f:id:HatensHiryoaim40:20210927215123j:plain こうすることで野菜が油はねガードの役割もしてくれるらしい。

📷ジンギスカン f:id:HatensHiryoaim40:20210927215211j:plain それでは、いざ。
いただきます。

んー!
うまい!!

そしてこれは白飯が進む!
このタレもうまい!

タレと白飯はお代わりできるとのことだ。

正直、5年前に北海道でジンギスカンを食べた時は苦手意識をもってしまったのだが、こんなに美味しいとは。
これは僕の味覚が変化したのか、それともろばたさんのジンギスカンが美味いのか。

きっとどっちもだ。

半ライスをおかわりして、ごちそうさま。
いや〜。ちゃんと食べられてよかった。

ろばたのジンギスカンが食べられなかったら、心残りがあるまま蔵王を後にすることになっていたからな。

さあ、つぎはクソ暑いが、温泉街を再びウロウロする。
まだ全部見きれてないからな。


蔵王温泉

f:id:HatensHiryoaim40:20210927220148j:plain 昨日巡りきれていない場所を散策。

📷下湯共同浴場 f:id:HatensHiryoaim40:20210929203635j:plain まずは共同浴場だ。
蔵王温泉街にはいくつかこういう場所があって、お安く蔵王温泉に入ることができる。
ここは200円だ。

今回は、宿でバカみたいに温泉入りまくったし、これから蔵王温泉の代名詞とも言える温泉にいくので行かなかったが、今度訪れたら行ってみたい。

📷下湯共同浴場前の手湯?と足湯 f:id:HatensHiryoaim40:20210929204430j:plain 蔵王温泉らしく湯の花がびっしりとついている。
こういうのがあるのも温泉街らしくていいな。

温泉街を少し奥に進んでみると、宿の前に水車が。
📷水車 f:id:HatensHiryoaim40:20210929204607j:plain 画になる風景だ。

こんな感じで、蔵王温泉街は結構小さな道が入り組んでいて探検が楽しい街だ。
お土産やさんもあるので、いろいろと散策して蔵王温泉の湯の花の塊を買った。
家で蔵王温泉が再現できるという代物だ。

10個入りくらいがスタンダードだが、雪ぐらというお店ではお手軽な2個入りが売っていた。
2個くらいがちょうどいい。


最後に蔵王温泉で一番ナウそうなお土産屋&日帰り温泉施設でお土産を購入。
📷湯の花茶屋 新左衛門の湯のお土産処 伊勢屋 f:id:HatensHiryoaim40:20210929205535j:plain 巡った蔵王温泉街のお土産屋さんのなかで一番モダンな令和らしい作りのお店だった。

📷足湯 f:id:HatensHiryoaim40:20210929210513j:plain 足湯もある。
にしても、この日はクソ暑だったせいか全然足湯入ってる人いなかったなー。
僕も暑すぎて入る気にならなかった。

お土産は銀嶺そばという山形のそばを買ってみた。

こんな感じで蔵王温泉街散策終了!
さて、最後は蔵王温泉の名物風呂、蔵王温泉大露天風呂で締めようじゃないか。


蔵王温泉大露天風呂

f:id:HatensHiryoaim40:20210929210710j:plain 蔵王温泉で一番有名な温泉。
せっかく蔵王温泉に来たなら、入っていきたい。

実は宿のおかげで無料で入れる。
蔵王温泉の締めはココに決めた!

と、写真はもうないのだ。
中は撮影厳禁。

20、30mほど下ると、管理棟にたどり着くので、そこで受付を済ませる。

ちゃんと男女別にお風呂があるのだが、男性の方は、受付へ向かう道中、壁の隙間から見えてしまっているのが恥ずかしい。

いざ大露天風呂へ!

雰囲気はホームページをCheck it out! www.jupeer-zao.com
一言でいえば、ゼルダの伝説ブレス オブ ザ ワイルドのカカリコ村だ。
カカリコ村に温泉があったらこんな感じだろう。

渓流が流れている側に巨大な露天風呂が流れていて、周りは緑に囲まれている。
素晴らしい和のシチュエーションだった。

浴槽は、大きく二つ。上段と下段がある。
基本的には上段のお湯が下段に流れていく。
なので上段はえげつない熱さだった。

1分浸かるのがやっとくらいだ。

下段でゆっくりと出たり入ったりして景色を楽しむのが僕にとっての最適な過ごし方となった。


こういう大露天風呂あるあるだけど、洗い場は設けられていない。
つまり、蔵王温泉の匂いを落とさず帰らなければならないのだ。

でもまあ、それはそれで旅の余韻に浸りながら帰れる。

1時間ほど過ごしたのち、大露天風呂をあとにした。
これで蔵王温泉ともお別れ。
ああ、寂しいな。
でも、これから帰るのに7時間半の運転。
まよった挙句、帰りも結局高速は使わないことにした。
だって、通ったことのない下道走るの楽しいじゃないか。
しかも無料だ。

と、いうわけで、汗が引かないので車のエアコンで体を冷やしながら帰ることにした。


蔵王山田の棚田

f:id:HatensHiryoaim40:20210930231232j:plain 棚田に寄って、本当の最後にすることにした。
帰り道だと思って行ってみたが、かなり寄り道だった。

細い道をクネクネと進みながらたどり着いたこの場所は、駐車場はなく、停車して見る感じだ。

僕が感動したのは、棚田のもっと奥にある街と山。

山形ってあんな感じで平野部と山が極端に分かれているんだなと。
こういう景色好きなんだよな。

棚田はやっぱり水がはっている時に限る。
それか、収穫前の黄金色もいいかもしれない。

このあと、山形市米沢市を通って帰ったが、雰囲気としてはさっきの棚田の先に見えた景色だった。

これが山形の景色なのかと感動した。

やっぱり東北はいいなと改めて実感した旅となった。



蔵王旅山形篇 後編 おわり

まとめ

2日で蔵王温泉をざっと回ってみたが、日本の温泉らしい景色の中に、差し色みたいにいろんな世界が入っているという印象だった。

ヨーロッパに憧れる僕としては、三五郎小屋は胸の高鳴りが最高潮に達した。

蔵王、本当に楽しくて素晴らしかった。
蔵王の雰囲気が自分にぴったりハマったから余計に好きになったのかもしれない。

心配になっているのは、もうこの蔵王より自分にハマる場所は日本にはないのではないかと思ってしまっていることだ。

高原、硫黄泉、山景、ヨーロッパ感、うまい日本酒、うまい肉。
特にヨーロッパ感というのはかなり難しいだろう。

それでも、きっと新たな感動を味わえる場所はあると信じなくちゃな。

蔵王、また行くぞ。


今度はいつ、旅に出られるかなぁ。
ではでは〜(ᐢ⌔ᐢ)ノ゙

山形県蔵王旅前編の記事はこちら! hatenshiryoaim40.hatenablog.com