それでもやっぱり田舎が好き。

都会で生活してるけど、やっぱり山がみたい川が見たい。喧噪を忘れ、「落ち着き」を求めて。時には旅を。時には本を。

🌏#27 青森県青森市・浅虫温泉 〜旅館を満喫するということ~

今回の旅先は
青森県青森市浅虫温泉


青森市青森県の中央上に位置し、ねぶた祭三内丸山遺跡八甲田山など、文化や歴史だけでなく自然まで楽しめる町。
浅虫温泉は青森の中でも有名な温泉地で、なんと海に面しておりオーシャンビューの温泉で安らぐことができる。


今回はそんな青森市浅虫温泉

  • あっさり系 煮干しラーメン まるかいラーメン
  • 三角形が目印の 青森県観光物産館 アスパム
  • 古き良き中に新しい表現 浅虫水族館
  • 今夜の宿は贅沢な温泉旅館 海扇閣

を友人と2人で巡ってきました。(2018/09/10)


今回の旅は、夏休みを利用した 年に1度のここぞとばかりにお金を使う大旅です!
ブログ初登場の幼馴染の友人と共に お金と時間を使って人生初上陸の青森へ2泊3日で行ってきました!


その土地ならではの文化に触れたり、クッソうまいご当地料理を食べたり、ゲームしたりお酒飲んだり、寝る間を惜しんで旅館を楽しんだり(バカ)、人生相談したりと盛りだくさんの旅となりました!


本記事では、青森旅の2日目を記録していきます。

今回の旅の目的

旅館 海扇閣で温泉や絶品料理を満喫
2日目は、1日目よりも酷い雨が朝から降り続くことになりました。
本当にひどいもんです...(T ^ T)


なので、普段じゃなかなか取れないお金のかかる旅館をとっていることですし、早めに旅館に行くことにしました。

いざ旅へ!

1日目のビジネスホテルで朝食バイキングをいただき、
友人が今ハマっている謎の「ひょっとこ顔」で部屋からの写真を撮って今日の旅がスタートです。
(「ひょっとこ顔」の写真を見返す度に意味がわからなすぎて笑ってしまいます(笑))


まるかいラーメン

友人が「煮干しラーメン」の食べたさから行きたいと言っていたお店の1つで、昨日は定休日だったので今日のお昼にリベンジです。


「煮干しラーメン」には大きく分けてドロドロ系あっさり系がありますが、こちらのお店はあっさり系のお店。


📷醤油ラーメン(大)

ほのかに煮干しの味がスープから沁みてきます。


メニューは
・醤油ラーメン(大) 650円
・醤油ラーメン(中) 600円
・おにぎり 各種   100円
の3点のみ。



このあとは、僕の海見たさで三角形の建物があるところへ。




青森県観光物産館 アスパム

📷青森県観光物産館 アスパム

インパクトのある建物ですが、風で根こそぎ倒れないか心配です(笑)


とりあえず、雨が本当に酷いので海を見に行く前にこのアスパムに避難。


お土産が売っていたり、観光案内スペースがあったり。
店内の雰囲気は、アピタっぽかったです。(アピタって全国に通じるのかな...)


ベベンベンベンと音がするのでそちらへいってみると津軽三味線の演奏をやっていました。
津軽三味線を聴きながら どよんどよんな空と海を眺めます。


📷アスパムから青森湾を望む


津軽三味線のステージバックには

📷ねぶた

虎が天井に押しつぶされて もがき、男はスライディングでギリギリ脱出しようとしている図ですかね。


ねぶたって初めて見ました。
こんなに立体的なんですね...!



津軽三味線を聴き終えた僕は決意を固めます。
海を見に、外へと足を踏み出すことに。


せっかく来たならもっと近くで海が見たい。
友人は降ってんのか降ってないのかわからないような雨で傘をさすほど濡れたくない人だと知っていたので待っていてと言いましたが、なんとついてきてくれるそう!


と、ここでアクシデントが!!!

📷完全に壊れた友人の傘

ワロタww


身に覚えがないそうで、なんで壊れたのかは謎(笑)
無惨に5角形になった傘で雨と立ち向かうことに。



雨つよ!


なんでか、こういう中走ると笑いが止まらなくなりますね(笑)


📷舵のモニュメントと青森湾

この写真を撮って退散!

このままじゃグシャグシャになってしまいます。


本当はもっと行ってみたい場所がありましたが、流石の僕もこれ以上濡れたくありません!



店内に戻った僕らは美味しそうなアップルパイを見つけました。


📷Sweets Factory pampamのアップルパイ(ショソン・オ・ポム)


いろいろな種類のアップルパイが売ってるので、食べ比べしたいですね!
とっても美味しかったですよ🍎


パイ生地の表面のテカリが誘われますよね!



さて、この後はもう雨に懲りたので、室内でも楽しめる水族館へ行くことに。




浅虫水族館

📷浅虫水族館

昭和の雰囲気が漂っていていいですね〜


館内に入ると、ちょうどイルカショーが始まるようなので会場へ。

📷イルカショーの垂れ幕

始まったと思ったら、写真にあるように、雑な感じで映像が流れ始めました。


内容は、
「ようこそ浅虫水族館へ。浅虫水族館はこんな歴史を歩んできて今に至ります。楽しんで行ってくださいね!」
というようなもの。


イルカショーがなかなか始まらないことがだんだん面白くなってきて僕らはクスクスしてしまいました(笑)


使われているBGMが浅虫水族館のテーマソングみたいなやつで、子供の歌声がするのですが、
友人が、「イルカショーを観覧している子供たちが歌っている」と騙してきて、にわかに信じてしまいました。


浅虫水族館のテーマソング的な曲
www.youtube.com
なんかミゾミゾするわ この曲。


ようやくイルカショーが始まりました!🐬
📷イルカショー

完全に室内のイルカショーというのが物珍しいのですが、目新しい演出があったりと面白い!


📷イルカが水面から客席に飛ばしてくるボールをグーパン👊で返すゲーム

濡れるのが嫌な友人が、ボールが来ないでほしいと言っているので、友人にピンポイントで飛んでくるように祈っていましたが、来ませんでした(笑)



イルカショーが終わって、普通に館内を見て回ることに。


📷館内



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なかでも、水族館のアイドル的な輝きと愛嬌を振りまいていたのがコイツ。

📷ゴマフアザラシのかぶとくん

コイツがカワイイんだ...。


僕はアザラシ見たさでこの水族館に来ているのですが、まさかこんなにカワイイ奴がいるだなんて。


かぶとくんは、4頭いるアザラシの中で一番幼い子なのですが、接客を一番よく分かっているのです。


かぶとくんの接客手順
① 長方形の水槽の左端上から右端上へと泳ぐ
② 右端上の位置から、人間には死角となる深い右端下まで潜る
③ 右端下から左端上をめがけて対角線上に、こちらを見ながら浮上してくる



基本的にこのルーティンを繰り返すのですが、時たま、②から分岐して、

③' 真上に浮上してポージングタイム


可愛すぎる!!!


他のお客さんもそうですが、僕らもずーっとアザラシの水槽でかぶとくんを見てました。

彼は間違いなく この水族館の人気No.1です!



かぶとくんとお別れをして、最後に売店風の吹き荒れるドームの中に手を突っ込んで紙をゲットするクジに挑戦!
特等〜5等までの空くじ無しです。
友人は3等のイルカバルーン狙い。


友人は2回
僕は1回


果たして結果は!?
全部4等。


僕らの結論
“5等は本当は4等で、4等が本当は5等”
5等の方が、ぜったい欲しいし高そうなんですよねw


さて、浅虫水族館を後にして いよいよ本日の宿へ。




海扇閣

海扇閣(かいせんかく)は浅虫温泉の代表的な旅館。
全客室オーシャンビューで、9Fの大浴場からも陸奥湾を眺めながら温泉に浸かることができます。


また、夜には津軽三味線の演奏を毎日開催しており、無料で楽しむことができます。

お部屋

それでは、まずはお部屋から。

📷部屋の玄関

本当のドアの前に、この無駄なドアが一枚挟んであります!


無駄ですが、オシャレですね〜!


📷ただひたすらに広い部屋

写真じゃ伝わりませんが、2人で泊まるにしてはとても広い部屋でした!


よくみると奥には、
📷左によく旅館にあるテーブルと、右には掘りごたつが

贅沢だわ〜


そしてこの
📷オーシャンビュー!!!(翌日に撮影)

右手に見えますのは、名を「湯の島」と言いまして4月中旬にはカタクリが咲き乱れるのでございます。


そして、
📷綺麗な洗面台が2つ

これはありがたい。



ここで奇怪な現象が...!
📷雲に埋もれた幻想的な島

中央に見える、雲に埋もれた幻想的な島。
これが幻想的だね!と友人に言うと、彼はそんなものはないと言いだすではありませんか。


え、俺にしか見えない島だと!?
もしかして... 奇妙な世界に迷い込んでしまったのか...!


そこで、友人が見ている位置に行ってみると...
📷雲に埋もれた幻想的な島がない


そう。これは見る位置によって出現する幻の島
📷幻の島が見える位置
f:id:HatensHiryoaim40:20181002125452j:plain

赤矢印から右を見ると見えます。
幻の島の正体は、「左の半島が...」


いや、幻の島は幻の島でいいですね!



ここで、やってみたかったことが一つ。
「時代もののドラマでよく見る、悪代官が女性の帯をひっぱって、『あ〜れぇぇ〜』とくるくる回って はだけていくやつは本当にうまく回れるのか?」


実際にやってみると、面白いくらいに回る回る!
ぜひ旅館に行ったら、試して見てくださいね!

温泉

幻の島を楽しんだ後は、夕飯まで時間が少し空いたので温泉へ
📷ゆ


温泉の写真は取れなかったので、公式ホームページからお借りします。

https://www.kaisenkaku.com/media/images/outlookbaths/outlookbaths_img_001.jpg
https://www.kaisenkaku.com/media/images/outlookbaths/outlookbaths_img_001.jpgより

とにかく広いし、眺め最高!!


僕らが露天風呂に行くと、おじいさんがこちらにやってきました。

おじいさんはコミュ力が高いようで、僕らに話しかけてきてくれました。


なんでも、長野から北海道へ車ごと船で行き、北海道の地震にあって今は青森にいるそう。
終わりの日を決めておらず、気の済むまで旅を続けるそうです。


いいなぁ〜
イムリミットがない旅か!

しかも奥様も一緒で、夫婦で旅をしているそう。


そういうのに付き合ってくれる奥様もとってもいいな〜


いつか そんな旅をしてみたいですね!



ただひたすらにマシンガントークをしてくる愉快な方で、楽しかったです!

夕飯

📷海つ路にてハーフビュッフェ

こちらは最初に用意されていたハーフビュッフェのハーフのほうです。


旅館の食事ってこういうワケのわからないものが沢山あって、非日常感がしていいですよね〜


続いて、ビュッフェのほうで美味しかったものを厳選!
よくあるメニューの他に郷土料理が用意されていました。


📷左:せんべい汁 中央:ステーキ 右:デサート




せんべい汁がとっても美味しくて!これは八戸の名物のようですね。


せんべいは後からいれるのですが、これが結構厚くて ふやかしてからじゃないと歯ごたえがあるんですが、それもたまらない!



ステーキは、奥様方がたくさん並んでいて 手に入れるには少々骨が折れるレアもの。

頑張って並んで獲得。これも美味しかったなぁ〜


他にも美味しいものが沢山あったのですが、写真に残ってないので思い出せない...。


色々な青森グルメをちょこちょこと味わうことができたので、とっても満足な夕食となりました!

津軽三味線

📷津軽三味線会場

会場はロビーで、夕食を終えたお客が続々と集まってきました。


ここで聴く津軽三味線を僕は楽しみにしていたので、昼間アスパムで偶然やっていた津軽三味線は、実は雑に聴いていたのです。ごめんなさい。
なんだかネタバレのような感覚だったのです(笑)


演奏者の方によると津軽三味線は、もともと津軽三味線一本で演奏するものではなく、歌をたてる楽器として古くから演奏されてきたそう。
津軽三味線一本で演奏するようになったのは最近らしいです。


面白いなと思ったのは、曲の切れ目ではないのにお客の拍手が入るということ。


聴いているうちに、どこで拍手をすればいいのかが分かってきました。
だいたい、2つの音を繰り返し、音量を徐々にあげていくところです。
ベンベンベンベンベンベンベンベン


みたいなところですね!
いや、極論、自分が拍手を送りたいと思ったらすればいいんですよね!


30分くらいの演奏でした。



聴き終えての感想はというと...

僕「ベベンベンベベンだったね!」
友人「そうだね!」


僕らにはどの曲もほぼどれも同じベベンベンベベンに聴こえてしまいました(笑)
ですが、最後から2番目の曲と、最後の曲の違いはわかりました。
最後の曲は、津軽じょんがら節」という有名な曲らしいです。



教養がないからこそ、その土地の文化に触れて、知ることができて良かったです😆


夜の温泉街を散策

📷浴衣と下駄で散策へ

温泉街で浴衣を着て歩くのが夢でした!

気前よく下駄も用意されていました。


📷ちょっと怪しげな高架下

下駄歩きづら!


これじゃそんなに長くは歩けんな...


📷目的地の足湯

なんだ〜
夜は入れないのか。


📷温泉卵製作所

ここも夜はだめなのか。
昼間なら卵を入れて温泉卵がつくれます。


少し歩いてみましたが、浅虫温泉街は、思ったよりも普通の町っぽかったですね!
昼間歩けばまた違うのかな?


温泉(2回目)

僕は温泉旅館にいったら最低3回は入るので、2回目です。


今回は本気の入浴。
夜の陸奥湾の奥にはキラキラとした街明かりが。

おそらく、青森県の右のはさみみたいな部分が見えるのですかね?


とっても綺麗な景色でした。こういう景色を見つめながら温泉に入るのが、旅の中でも大好きな時間なのです。


0時に温泉は閉まってしまうので、最後までいました。


お酒の時間

旅館にきたら、やっぱりお酒飲みたいです。


今回は、お菓子をつまみながら、
スマホのアプリでゲームをしながら負けた方が梅酒の水割り飲む形式。


僕は酔いたいのですが、自力だと酔えないのでゲームに任せて酔うことに。(実はそんなにお酒の味が好きではないのです。でも酔っ払いたい(笑))


と思ったら、ぜんっぜん負けない(笑)


友人はお酒が弱い方なのですが、バンバン負けるのであっさり潰れかけました。
これ以上はヤバイと思い、ゲームをやめて寝ました。


僕も寝たのが深夜2時過ぎ。


え、旅館満喫するのって時間たりなすぎじゃないか!?
15時半にチェックインして26時まで全力で楽しんだのに、まだやりたいことがあるよ!?
明日の朝、僕は温泉に入って海を見に行きたいので5時半には起きなきゃだから、3時間半しか寝られないのです。


旅館をゆとりをもって満喫するには、1泊じゃ足りないということがわかりました。



ちなみに、友人も言っていましたが 海扇閣の布団は最っ高の寝心地でした。




2泊3日 青森旅 2日目 おわり




まとめ

  • アザラシのかぶとくんが可愛いすぎた
  • 旅館豪華すぎた
  • 『あ〜れぇぇ〜』は本当にできた
  • 夕食は美味しい青森グルメが食べられた
  • 津軽三味線ベベンベンベベンだった
  • オーシャンビューの温泉は至福の時間だった
  • 旅館をゆとりをもって満喫するには、1泊じゃ足りなかった

という感じでした!


3日目は奥入瀬渓流十和田湖を訪れます。
3日目にしてようやく晴れました!本当に良かった😭


振り返ってみると、2日目は自然らしい自然スポットがなかったので3日目は自然美に期待ですね!



青森旅3日目も ぜひ読んでくださいね!
ではでは〜(ᐢ⌔ᐢ)ノ゙



▼青森旅1日目
hatenshiryoaim40.hatenablog.com